【日常生活の回復】
ハロウィンとは、もともと「秋の終わり」を意味するそうですが、確かにこの頃ではすっかり日が落ちるのが早くなり、朝夕「寒い!」と感じる日が多くなってきました。
そして、気温が下がるにつれて、新型コロナの感染者数もまた増えてきています。
このまま冬になると状況はどうなってしまうのか、一層心配なところではありますが、「経済活動も大事!」ということで、わが国ではGo to travel やGo to eatが始まり、多くの人があちこち移動するようになりました。
一時は怖いくらいガラガラだった電車も、今では通勤客で結構混雑しています。1年前とはだいぶ違うものの、職場もかなり機能を回復してきました。
ところがそのおかげで、また苦手な人と顔を突き合わせる日々が戻ってきてしまい、「悩ましい!」という声を、よく伺います。
この苦手な相手が、接する機会の少ない、隣の部の部長あたりならば、何とかやり過ごせますが、同じ課の先輩とか、頻繁に顔を会わせる相手であれば、それだけで職場に行くのが、気が重くなってしまいますよね。
【なぜ苦手と感じるのでしょう?】
ただそうした場合、なぜ苦手なのかをよく考える必要があります。
まず一つは、そのお相手自体が、職場の問題児であるケース。
例えば、
・ルーズで迷惑をかけられることが多い。
・いつも不機嫌。
・気が短い。
・何かと責任逃れをする。
・実績は大したことはないのに、やたらスタンドプレイばかりが目だつ。
こうした人は、残念ながら、どんな職場でも多少はいるものです。
うんざりしているのは、あなただけではありません。
この場合の対処については、また別途とりあげることにして、とりあえず今は横におきます。
【悪いのは、自分かも💦】
今回お話したいのは、もう一つのケース。
「悪いのは向こうではなくて、自分かも・・・。」と感じてしまうような場合です。
相手に問題があると思えないだけに、つらいですよね。
例えば他の同僚とは気軽に話しているのに、自分に対してだけは、冷ややかだったり、つっけんどんだったりされると、ものすごく落ち込みます。
あるいはこちらが一生懸命明るく振舞って、出来る限りニコニコしているつもりなのに、そんな努力は全く無視。
【避けられないのがツラいところ】
そんなことが何度か続くと、相手を思わず避けたくなってしまうものです。
しかし、かと言って避けてばかりもいられないのが、職場勤めのつらいところ・・・。
こういう時マジメな多くの人は「人に好かれる話し方」といった類の本を手に取ったりします。
あるいは雑談力を磨こうとしたり、また相手に合わせた話題を懸命に振ってみたり・・。
でも大抵の場合、なかなかうまく行きません。
そうなると次第に焦ってしまい、苦手な相手以外の人に対しても自信がなくなっていきます。
【うまくいかないわけ】
なぜ努力の甲斐もなく、うまくいかないのでしょうか?
ポイントはいろいろありますが、基本的には以下の3つが大きな原因です。
・まず親しくなるのを、急ぎ過ぎること。
・苦手意識が、相手に伝わってしまうこと。
・そして自己防衛が強すぎること。
具体的にどういうことなのか?
次回、詳しくお話させて頂きますね。