ご訪問ありがとうございます。


今日は、現在中学三年生、爆裂不登校中の我が子の進路について、現状をお伝えします。


まず、彼が不登校になり始めたのは、中学1年生の後半。

当時は、同学年の子とのトラブルや、高学年の子のいじりが嫌だったようです。

その頃は、彼の基準の中にも、親の私の中にも、

「学校は行かないといけないもの」

という価値観がありました。


だからこそ、親は「学校に行って」と勧めるし、本人も「行きたくないけど、行かないと」と葛藤してました。


希死念慮や自傷行為があり、スクールカウンセラーも利用。

無理強いしないように言われましたが、私だけで動いていた時は、夫の理解が得られず、

夫から怒られては、渋々学校に行き、早退する

を繰り返していました。



中2

変わらず登校と早退を繰り返していましたが、まだ学校に行かなくては、という気持ちがありましたね。

保健室という逃げ場も、コロナのため1時間しか利用できなかったので、結局早退していました。


幼稚園の頃、お世話になっていた療育病院に相談し、

本人の発達の度合いを確認したり

心理という分野のリハビリを受けたりしている中で、

夫の理解が得られないことを相談したところ、

夫と一緒に先生から話を聞いてもらい、注意してほしいこと(無理強いしない)を先生から直接伝えていただくことに。


夫は、看護師である私の話は聞けなくても、先生から直接話を聞いて、少しずつ理解を深めた今は、不登校について本人に責めることはなくなりました。


夫の理解は、重要です。


一度、夫から不登校を責められた息子が、泣きながら部屋で自傷した時、さすがに私もぶちギレて、夫を怒鳴りました。


なんてことしてんだ!

ストレスかけるなって言われてるのに!


それから、私もようやく先生達に、夫について相談するようにもなりました。それまでは、母一人が関わっていましたが、夫も巻き込んで理解する体制になり、家庭でのストレスは減ったと思います。



本人は、リハビリの先生と話す中で、

「休んでもいいんだよ」という今までとは違う概念を知り、

本格的に不登校になりました。


三年生に上がる際、学校長、担任と四者面談し、学年を上がる意志があるのか確認。どうやったら、学校に行けるのか探りつつ、修学旅行は行きたいのか?なども聞いていただきました。



中三

心も新たに順調に登校

とは、うまく行かず。

思えば、中学生になってから、回りに合わせてもらうことが増え、他の子が出来ることが自分は出来ない、と如実に感じ始めたことも、学校が苦手になった原因だったと思います。

特に、もともと発達の凸凹があるので、言葉だけを聞き取って理解することが苦手。

自分の受けやすい教科だけを選んで登校していました。


そんなある時、授業外の時間にばったりあった国語の先生から


どうして授業に出ないの?

そんなことで、将来どうするの?


と言われたことがキッカケで、全く学校に行かなくなりました。


余計なおせっかい


親である私にはそう思えました。


せっかく週に2~3回。1時間でも学校に行ってたのに、すっかり行かなくなりました。

運動会も合唱祭も、そして、楽しみにしていたはずの修学旅行も、


先生に会いたくない。

なに言われるかわからない。


そんな理由が積み重なり、行きませんでした。


たぶん、それだけではない。出来ない自分を感じることが嫌なんだと思います。でも、そこに、本人にとって正当性と感じられる理由が加わった。ストレスの原因として、先生という理由を見つけてしまってから、すっかり不登校が板についてしまった。


どんなにその先生の業績が良くても、私は軽蔑します。出来る子しか教えてないでしょ。出来ない子を排除した業績はニセモノだと思うし。ストレスをかけて頑張れる子と頑張れない子がいる。プロなら、どちらかを見極めて、それぞれに合った対処をして欲しい。あなたの気分で対応される子供達には、迷惑だ。(他にも情報が入ってます)

あ、でも、世の中、いろんな大人がいて、ああなりたくない、と思わせたいのか?

(小さな独り言)


せめて、給食だけでも食べてくれないかなぁ、そのためだけでも学校に行かないかなぁと思い続け、食べないのに支払い続けた給食費も、本人に登校意志がないため、ストップしました。


ここまでが、不登校ストーリーです。


そして、進路について。

彼は、不登校中、YouTubeなどのネット検索を駆使し、パソコンをいじったり、パーツを手に入れて自作PCをつくったり、好きに過ごしていました。



中学生になると保護者同士の付き合いが減りますが、

私には、スクラップブッキングというプチ仕事になっている趣味があり、毎月、誰かと会ったりおしゃべりする時間があります。


スクラップブッキングでは、写真整理しながら、日常を振り返ったり、メッセージを伝え、アルバムづくりを楽しみます。そうすることで、心の整理も出来、ストレスも緩和されます。(クリエイティブメモリーズの場合)



すでに受験を経験した先輩ママもいれば、これから小学校に入るママなど、付き合いの幅も広がり、そんなところから、受験前の動きについて耳に入ります。


中二は、気になる学校の見学をするといいよ~

文化祭を見に行ったりして校風を感じてくるのもいいよ~など。


当時は、まだ普通高校という選択肢が残っていると私自身は思っていましたが、あまり本人が興味がないようなので、夏は動きませんでした。


本人は、学校はわからないけど、高校卒業はしたい、当時は大学も行きたいと話していたので、他の選択肢として、不登校であっても行ける学校を検索。


学びリンクというサイトを見つけました。

https://www.stepup-school.net/ 



合同説明会があるのかぁ。

子供と一緒に、参加してみるかなぁ。


と説明会に参加。

学校は行かないけど、親と一緒には出かけてくれたのは有り難かったです。


そこに行き知ったこと。


最近の高校は、開始時間の遅い学校もある(朝の苦手な人が多い)

通信制の学校がたくさんあること、

やりたい道があり、そのために通信制を選ぶ人もいるということ、

普通高校に行っても、途中で変更する人もいるということ。


説明会に参加した息子が、どのように感じたかはわかりませんが、

一通り資料をいただいて帰りました。


中三の1学期。先生の件から、全く学校に行かなくなりました。


高校は卒業したい。


この意志は続いていたので、


どこがいいの?と聞いてみたところ、


自分の好きな街にある通信制の高校を選びました。

同じ系列の学校がもっと近くにあるのですが、遠くても行きたい、と言うので、早速見学申し込みし、行ってみました。


本人は、すぐに気に入り、

そこですすめられたフリースクールにも入り、月1~2回参加。

自宅では学習ソフトで、少し勉強するように。


高校もそこに行くと心が決まっていたので、第一回の10月に、早々に受験。といっても、作文と面談だけでしたので、すぐに合格通知が届き、あっという間に高校も決めました。


我が子は、言葉だけではイメージが伝わりにくい。


中二の段階で、説明会に参加したことが良かったのかな、と思います。


もし、現在不登校で悩んでなくても、途中で通信制高校を選択する場面が訪れる方もいるかもしれません。


その場合は、単位がどうなるのかなどの説明もしていました。

通信制に転校する、一度今の高校をやめてから入学するなど、利用の過程は様々あるようです。


少し早いかな?と思っても、心配な方は、一度合同説明会に参加されるといいと思います。


サイト内では、役に立つコラムなともありますので、不登校でなくても読んでみてほしいと思います。


学びリンク

https://www.stepup-school.net/ 



これから、どんな人生を迎えるのかわかりませんが、温かく見守ろうと思っています。