富士登拝、日帰りで。 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

5年振り5回目の不二登拝はいつも通り日帰り。


6合目付近から

まだ三女だけ連れて行けてなくて懸案となっていました。
年々落ちる一方のわたしの体力。早くせねばと焦りましたがようやく達成。



山頂を1周する「お鉢巡り」も含めて往復12時間。アラフィフにはキツい。まだカラダがギシギシいってます。
上の子3人は全員途中で泣き出しましたが(これが子連れ登山では相当堪えます)末っ子は泣きませんでした。
家族からは幼く頼りなく見られていますが、実は最強なのかも。
不二は日本一の山。登山は子供に達成感を感得させるのには、他と比較すると意外にお手軽かもしれません。少なくとも時間的に。
さて、不二へは登拝で行っています。
御守りやグッズをまず購入しないわたしも、必ずゲットしてくるのがこれ。


山頂で奇跡的に湧き出る御水
神々が不二を駿河に創るのに近江の土を使い、そこに溜まったのが琵琶湖、その水を神さまが送って湧き出るのがこの御水、との伝承があります。
お鉢巡りをするのは山頂にそれぞれの名を持ち祀られる峰が8峯あるから。
不二登拝後は暫く、治療中の患者さんにある儀式を(わからないうちに勝手に)しています。
御利益伝授、そう信じて。
ただ、その方ご自身に向けていないので(笑)、実感は難しいとは思います。
また、治療を暫く受けられないという方もご安心ください。カルテを使って送っておきました。わたしと関わりのある思い出せるだけのひとと。


もう1つが実験。
山中での治療効果を試します。
鍼も灸もテーピングもテーマをクリアしてきました。
今回は最近嵌まって勉強しまくっている漢方薬。
いくつかの方剤を持って登りましたが効果覿面!高山病や吐き気や頭痛、痙攣や足のツリ、ありませんでした。
とても勉強になった今回の不二登拝でした。