鍼灸の特異性 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

東洋医学には鍼灸と湯液(生薬)があります。

同じ見立て(診断方法)で、全く違うアプローチ。

外科と内科ぐらい違います。

同じ見立てと言いましたが、実際は漢方のほうが

ずっと細かいのです。

そして適応も広範囲。

だけど、鍼灸にも薬では絶対及ばない点があります。

「脾胃を介さなくても効かせられること」

いくらやさしい漢方薬といっても、重症で意識レベルが

下がっていては飲むことができません。

胃腸が弱りきっていては吸収できない。

クスリは胃腸を通過しないと、その先の病(肺炎とか

食中りとか)を治すことができないのです。

その点鍼灸は体表の経絡を使うので、飲食できない

状態のときでも疾患にアプローチできる。

急性期に東洋医学は向かないと思われているかも

しれませんが、意識がなくても子どもでも、鍼灸には

「やれること」があるのです。

どんどん漢方だけでなく西洋医学とも、併用したら

いいと思います。



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唐人駄場遺跡

巨石がいっぱい



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五台山竹林寺

秘仏の文殊菩薩像が江戸に出開帳した場所が

文京区の護国寺。近所まで来られていたのですね。


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