情報を得ることと偏り | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

情報は専らネットから。

こんな世の中になって久しいです。

知りたい情報だけ得られればいい。

ホントにそうだろうか。

新聞は偏っているから読まない?

偏っているかをわかるほど、いろいろ読んでいるだろうか。

ひとは自分でゼロから考えるということは実はできなくって、

今まで得てきた知識を並べてみて、それを「考える」と言って

いるんだそうな。

ポータルサイトのニュースを、ぜんぶ読む人って、

あまり多くないですよね。

新聞なら見出しを見られる。

ラジオなら聞こえてくる。

じぶんで選ぶと、好みのことを言っている情報ばかりを

探し、それ以外は選ばなくなる。

偏り。

洗脳って、じぶんでじぶんにできる。

けっこう、してる。

密室にいるママが、ネットで社会と繋がっている、つもりで、

得たい・好みの情報を真実と思い込み、現実とのギャップ

に苦しみ闘っている様子は、まさにカルトに陥っている

のと一緒に見えて恐ろしくなるときがあります。

「あのひとは、こんな当たり前の常識を知らないんだ」

と、周りに怒り、かわいそうに思い、巻き込もうとしている姿に。

まぁ、わたしが偏っていませんというつもりもありませんが、

(いや、専門分野があるひとで偏っていないは有得ない)

少なくとも専門分野に関しては広く話を聞くようにしていますし、

専門じゃないことにも、我慢して(笑)首を突っ込むように

心がけてはいます。

少しでも「考えられる」ようになるため。

偏らないって、大変なことだ。

じぶんで気付けないからなー。

あのひとが偏っていると思うのは、その反対側に偏っている

からかもしれないんだから。



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砂丘



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