姓名判断の話に戻ります。
「柔軟性がある」と「優柔不断」。
これはある格数の特徴で、現れ方の違いです。吉面と凶面の表現でしょうか。
「芯が強い」と「頑固」「頭が硬い」「融通が利かない」も、別な格数の特徴。
こう考えると、格数に吉凶は本来なくって、そのひとの生き方の表現が、社会生活に都合がいいかわるいかの違い、なのかもしれません。
また、時代によっても、あっても仕方がなかったり、意味が違ったりする運もあります。
たとえば「武運」。
戦国時代は実際の戦闘で勝って出世が武運。でも、江戸時代は戦闘がほとんどなくなるので、お家騒動なんかでの武運。
太平洋戦争では、生きて還ってくるのは恥だってこともありました。
現代では、格闘家以外は、仕事や商売での心理戦に武運と表現します。
意味がぜんぜん違います。
もし、姓名判断をしたら、格数の特徴のいい意味のほうに表現していく子に育てる、と考えることにしようと思います。
最近の千殊むすび鍼灸院の様子を、まゆまゆさんhttp://ameblo.jp/kitanokuni-biei/ が書いてくださっています。わたしの趣味の勉強も、たまには役立つみたいですね。
(ここからの夕日は絶景らしい)
(中通島 矢堅目)