3歳神話 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

『3歳まではうちで母親がみたほうがいい』。

(3歳神話っていうと、他にもいろいろ言われていますが。)

この理論、根強いですが、根拠にとぼしいです。

「(かわいそうにも)母親の(仕事などの)都合で、発育に重要な乳幼児期の子育て・教育を他人任せにしたって、ロクな子にならないよ、きっと」ってところでしょうかね?

こどもをどうしたいのか?はご意見様々でまとまりませんから、とりあえず、「立派な大人」になることを目指したとき、乳幼児期を親がみた・祖父母がみた・保育園がみた、などなどでの差、まーずありませんね。保育園はかわいそうに預けられちゃった子がいるところ、サルのように凶暴な子の集まり、とか本気で思ってるひといますからね。

(フェアリーママ・大下せんせいがおっしゃるように、保育園は楽しいところで、ガマンしていくところではありませんからね!)

実際には親・子のタイプによるところが大きいように思います。

いっしょにいる時間が長くなるとストレスになり、かわいいと思って接することができなくなる=育児のパフォーマンスが落ちるなら、預けて短時間の育児で濃厚にかわいがったほうがいい、って方もけっこういますよ。

こどものほうも、親と合わない、ってことも、あるんですよ、ホントに。親子だからかならずお互いに深い愛情で結ばれ続けるとは限らないのです。

夫婦はもともと他人だけど、親子の愛は永遠、なんて思っちゃってません?(笑)

わたしが病院のリハビリ室ではたらいていたとき、家にいると小児喘息の発作がでて、入院すると発作がでない。(母)親が見舞いにくると症状悪化、なんてぜんぜんめずらしくなかったですよ。

3歳まで。大切な時期には変わりありません。

けれど、みんなといっしょを考えるのではなく、常識にとらわれるのでもなく、じぶんとこどものタイプをみて決めていいと思います。途中でまた方針変えたっていいんですしね。


17日のイベントに、いろんな親子をみに来てください(笑)。

↑ がんばってるママだから悩みも多いってこともありますね。




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信州・上田のこちらのお店は、池波翁も通ったといいます。



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それででてきたのが、この量!!

普通盛なんですけど。。

うちの大食い中学生もヒーヒーいいながら、でも完食(笑)。

写ってませんが、漬物が絶品でした。