代謝シリーズです。
食事のあと、体熱発生が増加します。主として各栄養素が体内で代謝される過程で起こるものです。
これを特異動的作用(SDA)といいます。
熱の発生率は、各栄養素100kcal摂取に対して、蛋白質で約30kcal、糖質で約6kcal、脂質で約4kcal程度です。
食事誘導性熱産生って言い方もありますね。
つまり、おなじ熱量kcalを摂取するなら、蛋白質がいちばん熱を出すよ、ってことです。
蛋白質って、体内でアミノ酸に分解されて、尿素・尿酸になるのですが、それ以上は分解されなくって、エネルギー源としては効率はよくないってことになります。
この、「効率がよくない」ってぇのが、ダイエットの観点だと、「効率いいじゃん!」っとなってしまうんですねぇ。。