食事で熱を産生 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

代謝シリーズです。

食事のあと、体熱発生が増加します。主として各栄養素が体内で代謝される過程で起こるものです。

これを特異動的作用(SDA)といいます。

熱の発生率は、各栄養素100kcal摂取に対して、蛋白質で約30kcal、糖質で約6kcal、脂質で約4kcal程度です。

食事誘導性熱産生って言い方もありますね。

つまり、おなじ熱量kcalを摂取するなら、蛋白質がいちばん熱を出すよ、ってことです。

蛋白質って、体内でアミノ酸に分解されて、尿素・尿酸になるのですが、それ以上は分解されなくって、エネルギー源としては効率はよくないってことになります。

この、「効率がよくない」ってぇのが、ダイエットの観点だと、「効率いいじゃん!」っとなってしまうんですねぇ。。