食品添加物って、安全性の確認を試験を経て行っています。毒性試験・発がん性試験・繁殖試験・催奇性試験、などなど。動物実験です。投与量を増やしていって影響が現れる量より少し少ない量が「最大無作用量」。人にこの最大無作用量を適用するときには、動物との違いを考慮して1/10
を乗じ、人の個体差を考慮して1/10を乗じて、人の「1日摂取許容量 ADI」とする。
ADIは最大無作用量の1/100ですから、ADIの範囲内ならこの食品添加物を一生摂り続けてもなんら影響はない、ってぇのがオカミの理論。
これだけ読んで、大丈夫?って不安になる方は多いことでしょう。代謝や蓄積、相乗作用ってどうなの?って、わたしなんか考えちゃいます。相当種類を毎日、ほぼ一生撮り続けますからね。
すでに離乳食から製品・半製品の摂取が始まりますし、その率は年々益々増えています。食べ物の多くが工場製品になっちゃった。昨日も書きましたが、自然のモノ(たべもの)は腐りますから(細菌が繁殖するともいえます)、必ず防腐剤・酸化防止剤・安定剤などが添加されます。「防腐剤無添加」をうたう為に酸化防止剤を増やして入れている、なんて笑えない話はザラです。まぁ、そうでもしないと消費期限なんて指定できませんしね。便利で安全で安価、は相当に難しい。どれかは欠けると思っていいかと思います。対策はお金をかけるか・手間をかけるか・妥協点をみつけるか、でしょうか。
3食レトルト離乳食、遠足にコンビニ弁当そのまんま、なんてことに疑問を抱かず、むしろ安全とまで考えてる親がいっぱいいる昨今。そっちの教育は、たぶんこういうブログなんか読まないひと達だから間に合わないかも。オカミや企業が良識もって高めていったほうが早いかもです。
放射能騒ぎ以来、忘れられてるかもしれませんが、農薬やらゴミや工場の排煙やら、化学物質は毎日ものすごく降り注いでいるのです。そして日用品のシャンプーや化粧品も化学物質のカタマリ。添加物や(有害)指定成分は分子が細かくって、皮膚上からでも吸収されることがあります。自然の有効成分は分子が大きくってなかなか吸収されないのに(笑)。
さっき言った「妥協点をみつける」は、知っているけど気にしない、のこと。わたしはコレも選択しています(笑)。知れば知るほど、「完璧」がムリだからです。ひとは社会性を持ち、家族で家でだけ生活しているわけではなく、いろんなひとといろんな場所で生活しているからです。