感想から | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

小児鍼を目的別に効果を出すとなると、

東洋医学を始めっから勉強してもらって、

臨床も積んでもらってで、数年かかっちゃいます。

ですから、「家庭でできる」「健康法として」

「自律神経の調整」を主な目的とした講座となりました。

にもかかわらず、即効果があったとの報告がいっぱい。

また、やらせてもらえない、の声も(涙)。

『風船つぶし』もそうですが、やらないと・続けないと

うまくならないし効果も期待できません。

わがやでの例。

具体的に症状がでてから鍼やお灸をしようとしたら、具合が

悪いんだから逃げられちゃうしやらせてくれないんですね。

元氣できげんのいい時に、あそびとして前々から取り入れて

おくんです。痛くなく、熱くなく、たのしんでやっておく。

「とんとん、ころころ(ローラー鍼です)、あー煙~^^(灸)」

じぶんや女房にしているところも見せる。そうしないでいて、

いきなりきげん・具合のよくない時に痛そうな武器だしてきたら、

そら怖いから踏ん反り返るね(笑)。

親としては「からだのため」って思っていても、あかちゃんからは

注射をせまるドクターといっしょ。気合はいかんです。

もしも、甘えの表現としての夜泣き寝グズリだったとしたら、

それを小児鍼などのワザで封じ込めようとしたら、そのワザを

使おうとする鍼灸師やママからは逃げるだろうな。別の表現で

甘えてくれるようにもっていったりしたほうが、その場合はいい

でしょうからね。

同じケースはひとつもないんで、そういうこともあるかも、

とご理解いただければうれしいです。