酸化は悪か? | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

「酸化」。

ずいぶんと嫌われる言葉となりました。

「美容・若さ・お肌の敵!」って感じでしょうか。


でもね、全身をめぐって黒ずんで心臓まで

還ってきた血液が、肺で新鮮な酸素と結合して

また真っ赤になる反応、これはヘモグロビンの

「酸化」に他なりませんぜ。


酸化の反対は「還元」。

たしかにイメージいいな。

けど、どっちもないと困るんだな。

世界が循環しなくなる。




ちょっと話は変わりますが、

被災地はいま、ハエに苦慮しているそうな。

ハエの足についた菌で病気が蔓延しては困ります。

でも、ハエがいなかったら、世の中もっと臭気が

漂うって、以前本で読みました。

ウジって、ものすごい速さで分解しちゃうんですって。

津波で打ち上げられて腐った魚なんかにウジが湧いて

ハエだらけになっているのでしょうが、あれで臭いは

減っているんだと思います。

害ばかりじゃない、かもしれません、って話。