古典にみる食養 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

黄帝内経にみられる、食に関する語を拾ってみると、

五味・五穀・五畜・五果・五菜がありました。



     木   火  土  金   水

     肝   心  脾  肺   腎


五味  酸  苦  甘  辛  カン(塩辛い)


五穀  麦  栗  黍  米  豆


五畜  鶏  羊  牛  犬(馬)  豚


五果  李  杏  棗  桃  栗


五菜  韮 ラッキョウ 葵  葱  カク




ってな感じでしょうか。

食べるとその臓腑に氣を補えますが、

摂り過ぎると他の臓腑を傷つけます。


東洋医学は東洋思想から生まれました。

歴史的に証明された、再現性の高い『思想』です。

科学的じゃないかもしれませんが、じゅうぶんに

価値がある、と思っています。