現代の食事 | 千殊むすび院長日記

千殊むすび院長日記

東京・大塚にある『千殊むすび鍼灸院』院長の宮本啓佑です。
健康のことだけでなく、日々起こった面白いこと、趣味の山登りや社寺巡りのことなども書いていければなあ、と思います。

よく、食の欧米化で日本人の病気が増えた、


的なことが聞こえてきますが、


日本古来の食事(を何時代にするのかがまず問題)を


していた我らの先祖は、「人生50年」 前後でした。


おいしいもの食べて寿命が30年ぐらい延びるなら、


病気をしてでもこっちを採るってひとのほうが多そう。


医療も、より重要と思われるほうを採るために、


なにかを犠牲にするのは仕方ないって考え方をします。


がんは寿命が延びたからかかるひとが増えました。


好発年齢の高い病気だからです。


早い話が、古来からの日本食を食べて寿命が短かった


ころには、現代で問題になっている


病気になる前に死んじゃってたってことです。