よく、食の欧米化で日本人の病気が増えた、
的なことが聞こえてきますが、
日本古来の食事(を何時代にするのかがまず問題)を
していた我らの先祖は、「人生50年」 前後でした。
おいしいもの食べて寿命が30年ぐらい延びるなら、
病気をしてでもこっちを採るってひとのほうが多そう。
医療も、より重要と思われるほうを採るために、
なにかを犠牲にするのは仕方ないって考え方をします。
がんは寿命が延びたからかかるひとが増えました。
好発年齢の高い病気だからです。
早い話が、古来からの日本食を食べて寿命が短かった
ころには、現代で問題になっている
病気になる前に死んじゃってたってことです。