完成間近
新型コロナの外出自粛のお陰で自作スピーカーシステムに取り組むことに成りました。
hivi n3bをディスクトップ用に作ったのが今回の最初。
2,5リッターの箱にパッシブラジエーター付き密閉箱でした。
これが良かったので、図に乗って矢継ぎ早にあと5セットを作ることに成りました。
今度こそ最後にしよう。5月連休明けには世間も騒がしくなるので丁度良いでしょう。
その最後が「マークオーディオ・プラビア7」をホワイトバーチの箱との組み合わせになりました。
バーチ材は北欧の白樺の積層板で程よく硬くてエンクロージャーに適しているとの評価を得ている。
ラワン合板なとは性質が違って、家具などにも使用されているそうです。
その箱がほぼ完成し、本格的な試聴がができるようになりました。
仕上げは「蜜蝋」。サンドペーパー「#120~#240~#400」
で木目が綺麗に出て滑らかな表面になりました。
蜜蝋は3回塗ってやや飴色になり、アンティーク感が出てきました。
上の画像:手前にあるのが、更のバーチ材。
内部はいたってシンプル。
吸音材は「シンサレート」を使用。(3面)
補強材はユニット開口部を支えるように配置しています。
建築技法で言う火打ち(梁、けた、土台のコーナー部を固定されるようにコーナーに入れる)の様にバッフルと側板に接着。
開口を補強すると同時にユニットの振動を四枚の板で支えている。余計な振動を減らし、システムの響きを明瞭にする効果を狙ったロングリブにしてます。
ロングリブ(下の長い補強材)は、側板のほぼ中間に位置させています。箱を楽器の様に響かせる効果を狙っての配置です。
但し、鳴らせてみないとどうなるのかは分かりません。
使用したタイトボンドは24時間で完全硬化とのことと判断して、早速、翌日に試聴してみると「音が固い」。
やはり、補強材に無理があったのでは?! ドッキリです。
用意していた修正手順を改めて考え直すことに成りそう・・。
ところが不思議にも、三日目になると心地よい音を出すように変化しています。えぇ~、、ホントかなぁ。
ロングリブが働きだしたのかもしれません。私見ですが、接着剤が振動に耐えるようになるには日数がかかるのかもしれません。
マーラー 交響楽 第6番で実力のほどを試すことが出来そうな響き具合です。
今後、変化が有れば、アップいたします。
~つづく~
☆のんびりが良いよなぁ(気温20℃)
23回目の春に気分を良くしたのでしょう。