理想に向かって・・・。
「甲」は天に向かってまっすぐ伸びることが理想です。
大木は地中にしっかりと根を張り巡らし、ゆっくりと幹を太らせながら徐々に高くなっていきます。
日干「甲」の人は、理想に向かってまっすぐに進む質を持ちます。そのため理想や目標を持っていなければ、まともな成長ができません。
木に年輪があるように、理想に向かって一つ一つ積み上げていくような生き方を目指すことです。そのためには真面目さと頑固さがなければできません。
そして木性には「情」があります。日干以外にも多く木性を持てば、情に流され理想を失いがちです。情に流されないためにも、芯がブレない頑固さを持つことが大事。理想を見失わないことです。
ただ甲木には柔軟性がありません。伸びる途中で倒されると立ち上がれません。あるいは目標を達成してしまえば、真面目さゆえにボケやすくもなります。
理想に向かいながらも、広い視野を身に付けておくことも大事です。
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