無情剋夫婦と有情剋夫婦 | 仙上 真也のブログ

無情剋夫婦と有情剋夫婦

偏夫・偏妻は恋人気分が抜けない友達夫婦となります。

干合は剋し剋される関係であっても「陰陽」の組み合わせです。陰陽であるから妥協もし合える関係になり、「情」も介在します。干合は「有情剋」となります。

ところが偏夫・偏妻は「無情剋」から表われる星。例えば甲己干合ではなく「甲剋戊」とか庚乙干合ではなく「庚剋甲」の関係になります。

陽同士の相剋・陰同士の相剋となり、互いに火花を散らす関係。お互いが主運になるため妥協はしません。できません。

本来「東」にいるのが「恋人や友達」。恋人や友達ならば、派手な付き合いもできます。喧嘩もできます。

しかし夫婦となれば、家庭を築く以前にバランスが取れません。情熱的に相手を好きになったとしても、嫌になれば顔を見るのも同じ空気を吸うのも嫌になります。

正夫・正妻が夫婦になれば、情熱的でもなく、べったりと一緒にいる関係でなくても、冷えすぎることもありません。家族が増えても波風が少ない家庭を築くことができます。

「情」があるからこそ、本物の夫婦にもなれるのです。

 

 

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