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落ちるのは簡単
十二大従星では、この世の星は「天印星・天貴星・天恍星・天南星・天禄星・天将星・天堂星・天胡星」となります。
生まれてから頂点となる天将星は６つ目。ところが天将星から隠居をして体が動かなくなり死を迎えるのは３つ目。
人間は上り詰めるまでには時間がかかりますが、落ちる時はその半分の時間で落ちます。これは十二大従星だけで考えた場合。
しかし人間の運勢は人それぞれ。もっと早く上がる人もいれば、時間をかけて人生の後半が充実する人だっています。
そしてこの世は現実。「運」は人が運ぶもの。どれだけ努力してじっくりと上り詰めたとしても、そこで維持するのは難しいものです。余程の信頼・信用がなければ、運を支えてくれる人には恵まれません。
特に今、コロナ禍が明けて正常な日常を取り戻したとはいえ、コロナ禍のツケで首が回らない人もいます。
逆に元気な人もいます。コロナ禍で身動きができない時に先を見越して準備をしていた人です。ひざを曲げジャンプができる体制を維持していた人です。
今になってあたふたと慌てる人は、変なプライドに誘導されて何の準備もできていなかった人。あるいはそんな会社。
どんなに立派な肩書を持っていても、ピンチをチャンスに変えることができなければ意味はありません。生き残れずジタバタしていてもいずれは消えるでしょう。
「運」を運んでくれる人はちゃんと見てますよ。
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