『謎晴一寸亀屋噺』③ 弥生  (江戸) | 片岡千次郎 憚りながら…

片岡千次郎 憚りながら…

憚りながら…、平成26年元旦よりブログ始めました!
どれだけ更新出来るかわかりませんが、お芝居のこと、プライベートのことなど色々書かせていただきますー!
よろしくお願い致します!

如月下旬は…
もう、頭の中が、善六…新助…油屋…白糸…😱💦
とにかく台詞が山盛りな上に、ただ覚えて言うだけではなく、感情、テンポ、間…、今迄にあまり経験したことのないお芝居、お役を頂き💦
とにかく覚え込んで、お稽古までに、こなれておかないといけないと、アタフタ😱💦

ですが、三月に入ると、もっとアタフタすると思ったので、せめて資料集めだけでも余裕のある内にと、
上演歴を調べ、そこからから、
番付や、演劇界の写真や劇評を、
松竹大谷図書館で探してコピーを取りました。

そんな頃に、仁左衛門師より、
「色々考えてみたけど、やっぱり『謎帯…』でいこう✊ピッタリはまるから!」
とのお言葉を頂きました。

そして、演劇界の写真コピーを持って秀太郎師のもとへお伺いにいくと、
「夏祭のパロディ感が面白そうやな!」
そして、
「筋はどんなんや?シノプス書いてみー!」

😱😱😱💦💦💦

「今、無理ですー、余裕ないですー💦😱💦」
…とは言えなかったですが、
国立劇場の番付から、あらすじ、解説をコピーしてお渡しし、
「面白そうやん!団七が悪者やねんな。」
「けど、他の皆も役あるか?君ら三人だけでなく、佑次郎、りき彌はじめ、他の皆にも、しどころがある“ええ役”にしてあげてや!」
仁左衛門師が以前にされたお芝居ですから、
まずは仁左衛門師の言うことに従って!
相談は何でも乗るから!

ということで、プロデューサーさんに連絡をとり、
『謎帯一寸徳兵衛』を上演することを、
決断❗️決定しました❗️
(しかし、中々皆様に発表に至らなかった経緯もまた追々お話します😅)

弥生に入り、アタフタMAX💀💀💀
まだまだパソ爺と向かい合う余裕は
ありませんでしたが、
何とかかんとか、落ち着いて来た頃に、
国立劇場より、
平成4年11月上演された、記録ビデオと台本コピーを取り寄せ、
ざっと拝見させて頂きました。

…色々思いました…😆😳😲😓😨

初めて見るお芝居。
千次郎、東斎目線というよりは、
客観的に見て、先入観なく、純粋に感じた感覚を大切にしよー❗

まずは、
また、沢山人出てくるなぁ💦
(これは東斎目線ですけど😅)
『四谷怪談』同様、
まずは登場人物のカットからやなぁ💦

削るだけでは、薄っぺらくなったり、つじつまが合わなくなったり…(昨年大いに悩み、とても勉強になったこと!この経験を大切にせな!)

残した役を更に色濃く❗️
あるある!面白くしたい(勿体ない)役が~😁

全体的なストーリーも、
分かりやすいような…分かりにくいような…💦
(私…学がないので😱どんなお芝居や映画、ドラマを見ても、始まってしばらく理解できずに、話に入り込めない時がよくあります😅💦)
序幕、説明セリフだけで運ぶ部分が多いなぁ。
中盤から、ここから話はどないなるんやろー😲
みたいな、ワクワクするところと、
えっ?なんでそうなるの?💦
って、疑問に感じたところも…💦
そして、大詰、
題名にもある「謎解き」を、より面白く、分かりやすくして、
最後の敵討ちまで、晴の会らしさを出して、一工夫したいなぁ😌

一番思ったのは、
パロディの面白さを、どれだけお楽しみ頂けるか。
『夏祭』の登場人物の名前を借りているだけでなく、演出としても色々取り入れられているなぁ。
そして『四谷怪談』の元だけあって、
物語の展開が似ている、そして、そのままやなぁと思うところも、
我々も含め、知ってる人は楽しいけど、
初めて歌舞伎をご覧頂く方、『夏祭』『四谷怪談』をご存じない方を、置き去りにしてしまわないか…。
けど、効果的に使えば、より面白くなるのでは!

などなど、色々考えつつ、
四月は名古屋御園座出演が決まり、
さぁ、来月は、パソ爺とにらめっこ始めよう!
えっ、朝から晩まで、四役頂いたー😄✌️

😄
😅 
💦
💦💦💦

台本書く暇あるかな😱💦


……続く