『晴(そら)の会』4th♪ | 片岡千次郎 憚りながら…

片岡千次郎 憚りながら…

憚りながら…、平成26年元旦よりブログ始めました!
どれだけ更新出来るかわかりませんが、お芝居のこと、プライベートのことなど色々書かせていただきますー!
よろしくお願い致します!

まずは、第四回あべの歌舞伎「晴の会」にお越し頂きました皆々様、温かいご声援を本当に有難うございました。



有難いことに、昨年から更に公演回数も一回増やして頂きましたが、その分一回一回どれだけのお客様にお越し頂けるかと、不安も一杯でした。ですが、暑さ厳しき中を、東京や九州、その他遠方からわざわざお越し頂いたお客様も沢山いらしたとお聞きし、本当に嬉しゅうございました。

そして今年も、当会に過分なるご支援を賜りました、阿倍野の皆様、そしていつも御贔屓、ご後援を賜ります皆様、本当に有難うございました。

我々のような、まだまだ若輩者だけで、このような規模の公演をさせて頂ける事は普通では「ありえない」ことです。

これを叶えて下さる、近鉄アート館関係者皆様、並びに松竹株式会社関係者皆様に、この場で改めて心より御礼申し上げます。

 

関西・歌舞伎を愛する会様にも、いつもながら温かいご協力を頂きました。

そして、スタッフの皆様が本当に温かく、優しく、この会に力を尽くして下さいます。

 

衣裳さん、床山さん、小道具さんは、アート館は楽屋が少ないため、廊下の空いたスペースに畳を敷いて、めちゃくちゃ暑い中、汗を流して仕事をして下さってます。

(写真は昨年のものです💦)

その上、早めの打ち合わせを繰り返したにも関わらず、舞台稽古に入ってから、色々ご無理をお願いしたり、せっかく知恵を絞って用意して頂いたものが、一言で却下されてしまったり…。

(あれは使いたかったなあ…💦ん?あれとは?)ご迷惑だらけの中なのに、本当に温かくご尽力下さり、感謝の気持ちで一杯でございます。


大道具さんも、暑い中の搬入作業とか、本当に大変だと思いますが、皆様「今年もよろしくね❗️」って、力強く仰って下さるお言葉が本当に嬉しく、心強く、パワーを沢山頂けます。私たちの安全も、とても気を使って下さいます。


照明さん、音響さん、アート館スタッフの皆様も、もう毎年お馴染みとなり、皆さん本当にお優しくて、お顔を見ると勇気が沸きますね。

今回は私も舞台裏、客席裏の、狭く、暗い中を駆け抜けたり、拵え変えをしなければならない場面も色々ありましたが、いつも付き添って安全を確保して下さいました。


そんな皆さんをまとめ、スムーズに舞台進行をして下さるのが、ワークショップでもお馴染みの狂言方の吉田正清さん!

昨年はお仕事のご都合で来て頂くことが叶いませんでしたが、「今年は行けるでー!」って、吉田さんの方から言って下さり、いつもこの会を楽しみにして下さっています。

開幕前、緊張している我々を笑かして下さったり、いつもお優しく、そして熱くご尽力して下さいます。狂言方ニューフェイスの渡部君も頑張ってくれました!役者の手が足りず、黒衣を着て後見もしてくれました。私の冒頭の舞台上での拵え?脱皮?も手伝ってくれました!


そして舞台側だけでなく、ロビーでも手際よく我々のチケットを差配して下さったり、場内整理なども!素敵なポスターやチラシを作って頂いたり、色んな所へ張って頂いたり…。

沢山の皆様にご協力頂き、支えられ、今年も幕を開けることが出来ました。

本当に本当に、お一人お一人に、感謝の気持ちで一杯でございます。



常の公演でも感じますが、我々で作り上げている手作りの「晴の会」ですので、より一層それを感じ、演じることだけではいけない、人として「大切なこと」を、学ばせて頂いていると思います。


せめてものご恩返しにも、もっともっと芸道精進し、成長し、上方歌舞伎、そして上方の文化発展に、力になれる「人間」になりたいと思います。


「晴の会」が、また来年も開催出来ますように、そして末永く存続出来ますように、変わらぬご指導、ご後援の程を、心よりお願い申し上げます。

 

今年も本当に色々あった「晴の会」…アセアセ

山あり谷あり…アセアセ

ここに書き記しておきたいことが沢山あります。また「日記」として、長々と書かせて頂きますウシシ