今朝、民放のテレビで日本の伝統について放送があった。
中でも日本で唯一の漆掻き用具を作っている鍛冶職人
”中畑文利氏”が紹介されていた。
文部科学省の保存技術保持者だ。
漆は漆の木にキズを付けてそこからしみだしてくる液を
採取し、漆塗りとして昔から利用さている。テレビなどでその場面を
見たことがあるヒトは多いと思う。
管理人の知識はそこまでで、漆掻き用具はナイフのようなものとの
認識しか無かった。ところが、今回の放送で用具の先端は変則的な
二つの掻き部分があり、搔きの作業により使い分けているようだ。
奥様と一緒に漆掻き用具を作る中畑氏の作業は、真っ赤な熱い鉄の塊を
打つ、また熱する、水に入れる、・・・変則的な二つの部分に折る、その
間隔の微妙な調整の繰り返し・・・
職人がモノづくりに没頭し、妥協しない姿を拝見して熱くなった。
中畑氏の後継者がいないと、”伝統の漆の世界”は?
あまり世間に知られずに、地味で脈々と続いている職人の世界が
価値を作っているのかもしれない。