シニアフィットネストレーナーの小川です。
こんな資料があります。
健康日本21の適正体重に関する情報の「日本人の体格について」というものです。
この資料をみて改めて感じたことは
「日本人は高齢者が低栄養になりやすい生活スタイルなのかもしれない」
ということ
詳細はリンクから参照いただけたらと思いますが、まず「日本は世界でも有数の肥満が少ない国」ということです。
外国の人の体格などを見ているとこれは何となく想像がつきますね。
ここでは可能性として理由を2つ挙げていました。
①日本人の飲み物の摂り方
②日本人の歩数の平均
①に関しては、日本人のソフトドリンクの摂取量は他の国と比べて少ないということです。
確か20年ほど前にアメリカに行ったとき、マクドナルドでチーズバーガーセットを頼んだら同じMサイズでも明らかにカップが大きかったこととカップだけ渡されて飲み放題だったような気がします。
「さすが、アメリカ!気前がいいな」なんて思った記憶があります(笑)
記憶違いだったらすみません...
②に関しては、日本人の1日の平均歩数は、世界の中でも上位であるそうです。
男女別の平均歩数が示されていたのは、具体的にはアメリカ、イギリス、フランス、中国、日本の5か国でしたが、アメリカ、イギリス、フランスより多いという結果でした(中国よりはやや少ない)。
この2つが確実な理由であるかどうかも分かりませんし、少なからず関係があったとしても他にも理由はあるとは思います。
しかし、生活スタイル的に世界と比較した場合、栄養過多という心配は少ないような気はします(とはいえ、中年期における肥満が原因となる生活習慣病は気をつけるべきです)。
逆に、食が細くなる高齢者においては低栄養の方が心配です。
実際に、高齢期においての栄養において「低栄養」というのは問題となっています。
だからといって、ソフトドリンクをたくさん飲めば良い、カロリーの高いものを食べれば良いということではありません。
食事の量や質のどちらも大切にして低栄養を防ぐ必要がありますね。
ということで上記がまとめとなりますが、今回は単純に
毎食が「おいしく」「楽しく」食が進むような環境作りも大切なのかなということを感じました。
ご家族と一緒に住んでいる方、一緒に住んでいない方、それぞれだと思いますが、可能な範囲で一緒に食卓を囲んで楽しく食事をするということが健康においても大切なのかもしれませんね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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