認知症の老人が、ご飯を食べたのに「まだ食べていない」と言い張って、ひっきりなしに食べたがることがありますよね・・・
それと同じように、ボケ症状が出てきた犬も食事をもらう場所で鳴いて催促するなど、時間に関係なく食べたがることがあります
これは脳の老化にともなって、満腹中枢が衰えたり記憶力や時間の感覚が低下したりするのが原因です。
ボケ症状による異常な食欲の場合は、いつもより少し多めに食べさせても、太ったり下痢をしたりしないのが特徴です
しかし要求するままに与えると、食べ過ぎによって吐いてしまうなど、体によくありません。
≪対処法≫
1、食事は少量ずつ、数回にわけて与える
1日に与えるごはんのトータル量を変えることなく、犬を満足させましょう!
そのためには、一度に与えるごはんの量を減らし、その分ごはんを与える回数を増やします
2、低カロリーのおやつを与える
少量ならば食事の合間におやつを与えてもかまいません
なるべく低カロリーのおやつを選ぶとよいでしょう!
一気に食べてしまわないように、ゆっくり少しずつ与えます
おやつの分、ごはんの量を減らすことは忘れないでください。
3、食欲から気をそらすための気分転換をする
犬にごはんを要求され、いつも与えていては「鳴けばもらえる」と思ってしまいます・・・
そこで、食事に対する執着を忘れるように、気分転換をはかってあげましょう
散歩に行ったり一緒に遊んだりと、外部からの刺激を与えてあげるとよいでしょう
4、コングなどに入れてごはんをあげる
コングなどに入れてごはんをあげると、満足感が得られます
脳トレにもなるので、おすすめです!
ただし、認知症の症状が重い、寝たきりで体が不自由などの場合は難しいです。
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