17産シルク出資馬紹介その④。

 

※ブログ内のシルクホースクラブに関する記事・写真は、シルクホースクラブの承諾を得た上で使用させていただいています。

 

No.S-34 マンビアの17

 

募集カタログPDF

https://www.silkhorseclub.jp/hspdf/2018/2017039.pdf

 

 

牝1歳
2017年2月27日生 栗毛
入厩:関西・西村厩舎予定
生産:ノーザンファーム
育成:ノーザンファーム早来

 

【最新情報】

2018/08/10 <所有馬情報>

在厩場所:北海道・ノーザンファームYearling

Yearling担当者「夜間放牧とウォーキングマシンでの運動を継続し、放牧地での活発な動きが目を引きます。群れの中でも負けん気の強さがどの馬よりも目立って見えます。馬体もこの時期にしては大きめのサイズで成長を続けており、脚がスラッと伸びて、全体的なバランスが良くなりました。また馬体の洗い馴致と背慣らしも進めていますが、すぐに一人洗いができるようになり、学習能力の高さを見せてもらいました」459kg

 

 

<血統>

父はハーツクライ。基本的に産駒は若いうちはトモの肉が薄くって晩成の血ですが、トモにごっつく肉がつけられるような配合すると春のクラシックも取れるような馬が結構出てきました。ただ早熟を狙うと当然ながら古馬になっての爆発的な成長力を削いでしまうので、どっちを取るかでしょうが。晩成で爆発的な成長を狙うなら、ヌレイエフ持ちの肌馬が良いだろうなぁ~って感じではあります。

母はマンビア。ブラックタイプ見ると英国産でフランスGⅢ勝ちと。自身は短距離で結果出してるみたいですね。アルデバランⅡはダンスディレクターのイメージで、日本の競馬での産駒のサンプル少ないですが、短距離の馬が多いですんでね。父の影響が強めに出てるかなと。一応母系にヌレイエフ持ちになります。

で、マンビアの17。マンビアの3頭目の産駒で、持込の兄ダノンジャスティスが新潟でデビューしますね。クロスはリファールの4×5があって、ボシンシェの時も書きましたが、持続力が高まるんでないか?っていうくらいの感じですね。ハーツクライ産駒ですが、母方は短距離で先行力・持続力を活かしたいような配合なので、どういう感じに育つか?ちょっと見物でありますね。

 

 

<出資の理由>

西村調教師にはサンタエヴィータで非常にお世話になりまして、実際にパーティーで話をしても真面目で愛情と熱意のある調教師さんだと感じましたんでね。いつかまたご縁があるなら愛馬をお願いしたいと思ってたのが一番大きいです。あとはハーツクライ産駒、出来れば牝馬が良いなぁ~と思っており、価格もお手頃だったので動画の歩様みて決めました。ちょうど良いくらいの1次の人気と実績のボーダーを味方してくれましたんで良かったです。あとは早来育成ってのもポイントの一つですかね。

 

 

<今後の目標・願望・妄想など>

母系がアメリカンダートごりごりとかではないので、この仔がどういう方向に成長して適性がどこにあるのか?把握するまでは難しいかもしれないです。考えてるのは、ハーツ産駒の割にスピードと持続力があるタイプで、小回りの1400~1800mくらいで前受けするような競馬させるのが当面良いのではないのかなと。ツアー時の動画観ると、まだまだブクブクの割に体重そんなに大きくですけど、筋肉量もそれなりにあって若いながらもしっかりしてる方かなと。育成でしっかり調教積めれば、2歳夏から始動もあり得て良いかなって思ってます。

大箱のコースだと、ディープインパクト産駒にズバっと差されるかもしれないので、関西馬ですし阪神1400mとか京都内回りマイルとかで未勝利勝ち上がりを期待して。じっくり時間かけて強くなってくれて、古馬になってOPまで上がって、ローカルの牝馬限定のGⅢとかに出走出来たら良いんでないか?くらいの妄想をしております。