ここからは確定しましたシルク17産の出資馬のご紹介を。

今年は一口の成績が若干ですが改善しつつあり。予算は例年通りくらいにしようと思っておりまして。基本的には数年後に向けて、ラインナップを揃える意識は変わらずで、年10頭くらいに1口ずつ出資する中から、OPレベルを2頭くらい出せたら良いイメージですね。キャロットは欲しい馬が取れる状態でなくシルクも抽優制度が出来ましたんで、自分のレベルで出来る範囲で実績勝負しながら、シルクは牡馬多めの希望で行きました。

結果はまずまず希望通りに行けたのではと。シルクは追加募集でよっぽど気になる馬がいない限りは、これで打ち止めにする予定であります。

 

で、募集番号順に出資馬のご紹介を。

 

※ブログ内のシルクホースクラブに関する記事・写真は、シルクホースクラブの承諾を得た上で使用させていただいています。

 

No.S-31 ウインフロレゾンの17

 

募集カタログPDF

https://www.silkhorseclub.jp/hspdf/2018/2017013.pdf

 

牡1歳
2017年2月18日生 青鹿毛
入厩:関東・大竹厩舎予定
生産:白老ファーム
育成:ノーザンファーム空港

 

【最新情報】

2018/08/10 <所有馬情報>

在厩場所:北海道・早来ファーム

早来ファーム担当者「夜間放牧とシャワーでの体洗いなどの初期馴致を行っています。筋肉の発達度合いがよく、伸びやかさと厚みの均整が取れた好馬体に成長しました。放牧地で見せるキャンターは、馬体から受ける印象よりも軽やかでストライドも大きく、随所に強靭なバネを感じます。父産駒らしく腹袋には余裕が出てきて、青草を食べた分がしっかりと身になっていますね」434kg

 

2018/08/14 <最新情報>
8月14日に北海道・ノーザンファーム空港へ移動しています。

 

 

<血統>

父はハービンジャー。産駒には5頭目の出資になります。世代を重ねながら、社台SS側も配合パターンを確立してきまして、ここ2・3世代でようやく大きなレースでも勝ち負け出来る産駒が増えてきたところでして。母父キンカメならなんでも良いって訳ではないですが、それも確率で考えるならアリなのかなと。基本的な考え方としては、母馬自体が現役の時に短距離で高いパフォーマンスを示して、かつヌレイエフの血を持っていて、ノーザンダンサーの血は薄目で、産駒自体は大柄に出てくれると良い。ってのが一つの目安になると思います。サーブルオール・ブラストワンピースは、母馬の現役時代のスピード能力の高さが、ハービンジャーのピッチだけどモッサリ&スタミナ満点な特性に上手くハマったパターンですね。

母はウインフロレゾン。現役時代は中距離で2勝止まりでしたけど、大寒桜賞でトーセンホマレボシの2着とか、最後のレースでも亡くなってしまったアウォーディーと走ってたりとか、内容はそんなに薄くなく。ちなみにデビュー戦はジャスタウェイにぶっちぎられておりました。2009年産なのでまだ若いですが、既に姉のベルフロレゾンは勝ち上がっております。

そしてウインフロレゾンの17。ウインフロレゾンの3番仔でして、フジキセキ・ヌレイエフって字面はちょっとだけブラストワンピースに似てるところはある感じですね。

 

 

<出資の理由>

大竹厩舎ハービンジャー産駒のブラストワンピースにお世話になっておるのが一番なのと。上記のように社台SSがハービンジャーの配合の狙いをつけてくれてるので、これから先は全く見当外れの配合馬は出てこないだろうって読みと。関東の牡馬が欲しかったので、ちょうど手が届きそうなところにいたってのが大きいですね。

ただ、実馬を見た印象はハービンジャー産駒っぽくなく、体のバランスも良く見えたしどっちか言うとフジキセキが強く出てるっぽいのかなと思ったりもして。母馬も短距離で活躍してないのと、この仔自身が体格大きくないので、ブラストワンピースみたいにはまずならんでしょうねとは思っております。それでも動画観て歩様は良かったですし、元気そうなのが何よりでした。

 

 

<今後の目標・願望・妄想など>

母は夏の新潟でデビューして、新潟の内に未勝利脱出しましたが。この仔はハービンジャー産駒でありますし、秋の東京くらいを目標で良いのかなと。最新情報ではだいぶ体も大きくなったみたいですが、まだまだ大きくなった方が良いですし、体の成長に合わせてじっくり鍛えていってもらえればと。大竹調教師は基本的に無理使いしないタイプですし、馬に合わせて仕上げていってもらえれば良いですね。

距離適性は2400mもってこい配合ですが、あとはどれだけスピードを持ってるか?でしょう。2歳の内に未勝利脱出出来れば、クラシックトライアル目指して進んでもらいたいですし、古馬になってもそれなりに成長見込める馬だと思っております。