第1922回せにょーる日記

 

 

6月に入りました。久々に整骨院でバキバキしましたが、身体が硬くなっておりましたね。おそらく来週は梅雨入りですので、湿度でやられないようにしないといけませんが。これくらいの暑さなら、普段はあまり冷房の効いたところにいたくないので、スーパーとかコンビニとかの冷房はもうちょっと抑え気味にして欲しいおじさんであります。

 

引き続き日曜日の話を。

ダービー出走馬がパドック周回しているのを横目に、スタンド前に移動しまして。当日は12万6千人入ったということで、天気が良いのもあり、かなり賑わっておりました。が、やはりダービーに限っては15万人超えくらいは行って欲しいですね。

 

スタート地点の近くに陣取りまして。ターフビジョンでパドック映像を眺めつつ。

馬体重は532kgで+10kg。数字的には太く感じますが。前走が阪神まで持っていっての増減無しでしたんで、今回は輸送ない分プラス一桁台でちょうどチャラくらいに思ってましたから、成長分も合わせればギリギリセーフなラインかなと。気持ちもうちょい腹回り絞れたら良かったですが、出来は悪くなかったと思います。

 

本馬場入場を待ちつつ。

目の前で返し馬を眺めつつ。

 

プレゼンターの4人の紹介と、さだまさしの国歌独唱を終え。出走馬がゲート裏に召集かかりまして。

4コーナーからラチ沿い歩くところで、ブラストワンピースが少し暴れたのでヒヤっとしましたが。ゲート裏では落ち着いておりまして。

 

時刻は15:40となり、ゲートインはスムースに完了

 

 

そしてレース回顧。

 

※ブログ内のシルクホースクラブに関する記事・写真は、シルクホースクラブの承諾を得た上で使用させていただいています。

 

No.S-22 ブラストワンピース(牡3歳 美浦・大竹厩舎) NF天栄

 

2018/03/28 <所有馬情報>

在厩場所:美浦トレセン/29日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧予定
調教内容:軽めの調整
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕

大竹正博調教師「先週はありがとうございました。レース後はラチにぶつかってしまった右トモを含めて、脚元に異常は認められませんでした。ただ頑張って走った疲れはありますし、この後は予定通りいったんノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきます。いい状態で目標の日本ダービーに向かえるよう、今後も牧場サイドとしっかりと連携を取って進めていきたいと思います」

 

2018/04/06 <所有馬情報>

在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:ミニトラックやトレッドミルで軽めのキャンター
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕

天栄担当者「入場後は軽めの調整で疲労回復を図っています。馬体チェックではいつものように背腰に疲れが見られましたが、これまでと比べるとダメージは少ないようです。競馬を使いつつ徐々にしっかりしてきているのでしょう。まずは背腰のケアを行いながら調教を進めていきます」馬体重542㎏

 

2018/04/13 <所有馬情報>

在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週3回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕

天栄担当者「この中間は坂路調教を開始し、一日置きにハロン14秒ペースで登坂しています。引き続き背腰のケアを行っていますが、順調に疲れは取れてきています。今後もこの調子で調教を進めていきます」馬体重547㎏

 

2018/04/20 <所有馬情報>

在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週3回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕

天栄担当者「この中間も先週と同様のメニューを続けています。背腰の状態もまずまずのところまで戻っていますので、そろそろピッチを上げていきたいと思っています」馬体重553㎏

 

2018/04/27 <所有馬情報>

在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:週2回坂路コースで14-13、週1回14-14、残りの日は軽めの調整
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕

天栄担当者「この中間も順調で、日によっては坂路調教のペースを終い2ハロン13秒まで上げて乗り込んでいます。動きは良いですし、しっかりと乗り込みながらも太くならないように気を付けているぐらいで、体調の良さが窺われます。来週帰厩する予定と聞いています」馬体重550㎏

 

2018/05/03 <所有馬情報>

在厩場所:3日に美浦トレセンへ帰厩
調教内容:
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕

大竹正博調教師「3日に帰厩しました。前走後は放牧先でケアをしてもらいましたが、比較的疲労回復が早かったようで、早い段階から坂路で乗り込んでいたようです。こちらでも状態を確認しながら、ダービーに向けて進めていきたいと思います」

 

2018/05/10 <所有馬情報>

在厩場所:美浦トレセン
調教内容:南Wコースで10日に時計
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕

大竹正博調教師「10日に南Wコースで追い切りを行いました。帰厩後、初めての南Wコースでの追い切りですし、単走・馬なりで行いましたが、いい意味でいつも通りの走りを見せてくれました。早く走りたい気持ちが強いのでしょう、ウォーミングアップの馬場入りの際、気が焦ってダクやハッキングになってしまわないよう、一人スタッフを横に付けて曳くようにする等、工夫して進めています。脚元にも特に問題は見られませんし、徐々に負荷を強めた調教へ移行していきたいと思います」

 

2018/05/17 <所有馬情報>

在厩場所:美浦トレセン
調教内容:南Wコースで16日に時計
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕

大竹正博調教師「16日に池添謙一騎手に騎乗してもらい、追い切りを行いました。併走馬を追走する形から、直線は内から馬体を併せて一杯に追い、一馬身ほど先着しました。1週前なので強めに追ってもらいましたが、しっかり負荷のかかった良い追い切りができたと思います。やや気持ちが先行してしまうタイプですが、前回に比べると比較的落ち着きがあるのは良いですね。運動中も落ち着いて歩くことができています。来週の最終追い切りにも、池添騎手に騎乗してもらうつもりですが、ここまで順調に調整することができています」

池添謙一騎手「1週前ですし、ダービーに向けてお釣りを残してもしょうがないので、しっかりと追い切りました。ゴールを過ぎた後も少し仕掛けておきました。追い切りではいつも4コーナーでモタモタしてしまうのですが、手前を替えるとグッと反応してくれます。競馬に行くとそのようなことはなく仕掛けるとスッと反応してくれますので心配はないのですが、そういう意味ではいつも通りの動きだったと思います。前走時から見ても背中がしっかりとしてきましたし、この短期間で更に良化が窺えますよ」

 

2018/05/23 <調教タイム>

 池 添 5.23南W良 51.0- 36.2- 12.2[5]強目に追う
  カルヴァリオ(古1600万)馬なりの内0.2秒追走0.2秒先着

 

2018/05/24 <出走情報>

 5/27(日)東京10R 日本ダービー(GⅠ)〔芝2,400m・18頭〕57 池添謙一 発走15:40

 

2018/05/24 <所有馬情報>

在厩場所:美浦トレセン
調教内容:南Wコースで23日に時計
次走予定:5月27日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔池添謙一〕

大竹正博調教師「23日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。池添騎手には特段こちらから具体的な指示は出さず、どれくらいの強さでやるかは鞍上の感触に任せました。道中はブラストワンピースが追走し、直線で内に入れて仕掛けられると、グッと脚を伸ばして最後は一馬身ほど先着しています。動きは良かったですし、22日の計測では馬体重が前走時と比べてまだ19㎏重かったですが、今回も終いまでしっかりやってもらいましたから、ちょうどいい体付きで出走できるのではという感触を持っています。ここまで攻めの姿勢を貫きつつも毎日のケアは十分に行い、順調に思い描いていた通りのメニューを消化することが出来ました。相手はまた一段強くなりますが、これまでいつも想像以上の走りをして結果を残してくれましたし、今回もこちらが驚くような走りを期待しています」

池添謙一騎手「23日の追い切りに跨らせていただきました。道中は相手のすぐ後ろにつけて追走していき、追い出しに掛かるとしっかり反応してくれましたし、抜け出してからは最後まで気を抜かせないように強めに追っておきました。先週しっかりと負荷を掛けた調教を消化したことで、馬体が締まって良くなっているように感じましたし、今週の追い切り後から本番までにまだ良くなりそうな気配を感じています。前走時はゲート内で前掻きをするようなところがありましたので、追い切り後はゲート練習も行いましたが、少しフワッとするところがあったものの、大きな問題はありませんでした。レースを経験する毎に馬がどんどん成長してくれていて、今回もいい状態で挑めるのではないかという感触を持っています。あとはレースまでの数日間を何事もなく過ごし、無事に本番を迎えてもらいたいですし、ブラストワンピースには自分自身とても思い入れがありますから、一緒にいいレースをして結果を残したいですね」

 

2018/05/28 <レース結果>

 5/27(日)東京10R 日本ダービー(GⅠ)〔芝2,400m・18頭〕5着[2人気]

シャドーロール着用。ややスタートで後手を踏むもポジションを押し上げて行き、道中は5番手あたりからの追走、直線に入ってしばらくは追い出しを我慢させられますが、残り300m付近から追い出しに掛かるとジワジワと脚を伸ばし、ダービーの舞台で掲示板を確保しています。

池添謙一騎手「ファンファーレが終わりメンコを外した時は大人しかったのですが、ゲートに入るとソワソワし出してしまいました。出来る限り顔を横に向けて気を反らし、ゲートが開きそうになったところで前に向けたところ、今度は急に左下を向いてしまい、運悪くそのタイミングでゲートが開いてしまったので、スタートで少し立ち遅れてしまいました。しかも少し伸び上がるように出てしまったので、すぐに行き脚が付かず少し促すことになりましたが、好位のすぐ後ろの位置を確保できたところでスッと収まってくれました。上手くリカバリーが出来た後はリズム良く運ぶことが出来たのですが、4コーナーで前の馬が下がってきてしまって、勝負どころでスムーズさを欠いてしまいました。直線に入っても手応えはあったもののなかなか前が開かず、途中で外へ進路を切り替えたのですが、しっかりと追えたのは残り一ハロンくらいで、そこからジリジリと脚を伸ばしているだけに勿体ない形になってしまいました。あとは1週前と当該週でしっかり負荷を掛けた追い切りをこなしたものの、プラス10㎏での出走になりましたし、もしかするとそのあたりも影響してしまった部分があったのかもしれません。それでも僕がもっと上手くエスコートしてあげていれば際どい勝負に持ち込めていたと思いますし、ブラストワンピースにとっては一生に一度のダービーだっただけに、いい結果を残すことが出来ず申し訳ありませんでした」

大竹正博調教師「ゲート内でガタガタしていたため、やや伸び上がるように出てしまい出遅れてしまいました。それをリカバリーするため、押してポジションを取りに行ったのは良い判断だったと思います。ただ4コーナーで勝ち馬に外から被されてしまい、進路を探している間は追いたくても追えない状況が続いてしまいました。外に出してからはまた盛り返しているように力があるところは証明できたと思いますが、着差を考えると勿体ないレースになってしまいました。期待されていたと思いますが結果を出せずに申し訳ありませんでした。この後は馬体をよくチェックしてから放牧に出します。秋に巻き返せるように牧場スタッフとしっかりと連携を取りながら調整していきます」

 

2018/05/30 <所有馬情報>

在厩場所:美浦トレセン/31日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧予定
調教内容:軽めの調整
次走予定:未定

大竹正博調教師「先週は期待に応えることができず申し訳ありませんでした。でも内容的には一番強い競馬をしてくれたと思っています。レース後もさほど堪えている感じは見受けられません。背腰の疲れもレース前よりもいくらか強まっているぐらいです。脚元に関しては右前の蹄にやや熱感があるので、念のため詳しい検査を行うつもりですが、それ以外は特に変化は見られません。レース後のダメージや放牧先での回復具合など、総合的に見ながら秋のローテーションを組んでいきたいと思います」

 

2018/05/31 <最新情報>

 31日(木)に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。

 

 

偶数枠だったので、そんなに心配してませんでしたが。VTR見るとちょうど下を向いたタイミングでゲートが開いてしまい、思わずああっと声に出るくらい目の前で出遅れをかましまして。それでも池添Jが上手くインに潜り込んで、デカい馬ですが馬群の間をスルスルと縫うようにポジションを上げて、1コーナーでは先行勢の後ろまで回復しまして。

2コーナーでも引っかかってる訳でなく、飛びが大きいのでポジションを上げることが出来。勝った⑰のインに入って7番手まで取れましたんで、ヨシっと内心思っておりました。

ペースは見た目もですが超高速馬場を考えるとスローで、前後半で1:13.1-1:10:5ですんでかなりの後傾ラップとなり。3コーナーで後ろにいた馬は、さすがにキツく⑭のみが良く伸びてきたなって競馬になりました。3コーナーでは5番手までブラストは上がっていて、内に①を見ながら良い形で進み。4コーナーに入ったところで、外に出せって声が出てしまい。スローは明白でしたし⑦の外が空いてたので、早めにアクセル吹かして先頭に並びかけて、あとは持続力勝負に持ち込めば①は必ずねじ伏せられると確信しておったのに・・・。池添Jは動かず追い出しを我慢したため、先に後ろの⑰が⑦の外を取ってしまい。

直線向くところで⑯の後ろから逃れ、⑦の真後ろに入ってしまい外から⑰に蓋をされたので⑦のインを狙おうとしますが・・・。先に内にいた①が外に出てきて、ブラストの行きたいところを塞がれて、仕方なくブレーキをかけながら外に横スライドして、⑰を先にいかせ。トップスピードに入ってる相手に対して、残り300mで体勢立て直したところからようやく再加速開始となったので、⑰からは2馬身以上差をつけられて万事休す。でもそこからまたファイトバックして、一旦前に出られた⑥を交わし、外の⑭の伸び脚は素晴らしかったものの、ブラストも最後まで伸び続けて前を追い詰めて。最後は1/2+クビ+ハナ+ハナ差の5着でゴール。勝ち馬とは1馬身の差まで詰め寄ったところが、ブラストにとっての日本ダービーでのゴールとなりました。

 

競馬は人も馬も意思を持って戦うものですし、ましてやダービーとなれば絶対に勝ちたいとみんなが思ってるレースですんで。4コーナーでのライン取りが全てでしたんで、それが競馬だと受け入れるしかないのですが・・・。直線でアクセル踏めてる時間はかなり短く、残り300mの地点で決定的な差をつけられてた勝ち馬も最後まで追いつめてますし。2・3着馬とは完全に脚色違いましたし。たらればは言ったらダメなことですが、ブラストの能力を考えれば決して力を出し切れたレースとは言えず、悔いの残る大一番となってしまいました。

スタートで遅れて前半でポジションを回復した分、最後までスタミナを出来るだけ温存したいという思いが池添Jの中にどうしてもあったでしょうから、ジョッキーを責めることは出来ませんが。最後力尽きて差されたとしても良いから、早めに先頭に立って他馬をねじ伏せる競馬を観たかった思いは今でも強いです。福永J・戸崎J・石橋Jは最高に乗ったと思いますし、やはりこの舞台で頂点に立つってのはとてつもなく難しく、運だったり何だか知らないけど神がかってたりってのが必要なのだと改めて感じました。

 

ワグネリアンのウイニングランを見ながら、2年前のリオンディーズに続いてまたも金子オーナーに栄冠を目の前で持っていかれ。悔しさを噛み殺しながら、表彰式は見ずに正門前駅へと歩き出し。新宿行きの急行に乗りそのまま帰路に着きました。月曜日に録画したGC観て、競馬ブック買って読んでもなかなか吹っ切れず。現地で観てた時には掲示板で着順しか観なかったので、勝ち馬から2馬身くらい負けてると思ってましたが、改めてGC観てこれしか負けてないんだと思うと、4コーナーでの選択で歴史が変わってたかもしれないと感じました。ブラストは一線級に入っても力のあるところは証明出来ましたし、秋はこの悔しさを絶対にはらしてもらうことを期待したいです。

 

既に天栄に移動しましたが、とにかくしっかりと足元をケアしてもらって。以前も書きましたが、賞金的に菊花賞は足りると思うので、札幌記念→菊花賞→有馬記念のローテーションを選らんで、後半戦で更なる進化を見せて欲しい。3つ取れれば、最優秀3歳牡馬の座に手が届くと思いますから、まずは菊花賞。そして現役最強の座を目指しての夏休みにしないといけないですね。

 

 

今日の日記はこれにて終了です。

5月後半の愛馬成績はイマイチでしたが、2歳戦も始まりますし6月は久々に出走頭数が多そうですんでね。3歳未勝利馬達も崖っぷちの戦いが始まりますから、何とか1頭でも多く良い成績を残してもらいたいものであります。

 

 

次回はディライトプロミスの話を書く予定です。

それではまた(^-^)ノ~~