親友とのことを思い出して思う、SNSの可能性。 | 飲食店SNSマーケッター・鵜沼聡志のブログ

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北海道札幌市で飲食店さんのSNSのカウンセリングや細かな活用方法のお手伝いをしています。フリーワインソムリエ。漫画、ロック、歴史やワインの雑学が大好き。エクスマ54期・ヴィーノ。

今日もボクの拙いブログを読みに来てくださってありがとうございます。

 

過去に経験したことからSNS活用の可能性って話を書いてみようかなと思います。


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あれはボクがまだ若く、洋服屋さんでアルバイトしていた頃。

 

今思えばあの時ボクはこう思っていました。

 

「似合うものは勧めてるけどそんなに買わなくても良いのに」って。

 

最近登場回数の多い幼馴染のコウスケ。コウスケはボクの親友です。

 

はじめに言っておきますが、コウスケは洋服に無頓着です。スポーツが得意だし力もそこそこ強い。でも漫画とゲームが大好き。

 

ラグビー部ではナンバーエイトでキャプテンでした。でも二言目には「めんどくさい」って言う奴で、多分SNSとかやらないと思う。笑(オンラインゲームはやってるみたいだけど。)

 

そんなコウスケがある日曜日に彼女と2人でボクがアルバイトしていたお洋服屋さんに突然現れました。

 

「おう、服買いに来たぞ」って

 

「いや、うちセレクトショップだし、ブランド物も多いから高いよ?」って伝えたけど

 

「こんなんないのか?あんなんないのか?」って聞いてくるから似合いそうでサイズが合いそうな洋服を紹介しました。

 

コウスケ「じゃあそれと…」

 

ボク「え?試着しないの?」

 

コウスケ「え。めんどくさい。あとズボンは?」

 

ボク「あーパンツ?パンツは…」

 

コウスケ「いやパンツじゃなくてズボン」

 

ってコントみたいな話が続いてTシャツ2枚、パンツ、アウターを買ってくれた。お会計は4万円近く。

 

「ボーナス入ったから」って言ってたけど洋服に無頓着なコウスケは(コートとかは別にして)初めてあんなに洋服に一度にお金を使ったと思う。

 

「似合うものは勧めてるけどそんなに買わなくても良いのに」ボクはそう思っていた。

 

でも「お前のところだから買いたい」「あなたから買いたい」

 

そう言ってもらえることのありがたさに当時は気づいていなかった。

 

感謝すべきことなのにね。

 

そのおかげかはわからないけど、ボクはその月400万という目標を達成して、売り場でトップの売り上げでした。


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ラグビーもバリバリやってた頃。

 


何度も言うようだけど、洋服に無頓着なコウスケがたくさんの洋服を買ってくれた理由はたった一つで

 

ボクのことが好きだから、

もしくは信頼してるから。

 

それしかないんです。

 

もしこれが初めて話すスタッフから同じものを同じだけ買ってくれたのか?と考えたらボクには疑問が残ります。

 

友達って本当にありがたいと思うんです。

 

こういう風に伝えると「友達に売りつけるのかよ?」と言う方も出てくるかもしれませんが、多分コウスケは売りつけられたなんて一ミリも思ってないと思います。

 

そもそも洋服に興味がないんだから、来てくれと言った覚えもないし、買ってくれとも一言も言ってない。

 

売りつけようなんて他のお客さんにだって一回も思ったことないですしね。

 

服は何でも良かったんだと思います。友達がいて、そいつが勧めてくれて、自分も気に入ったから買っただけ。

 

これってマーケティングとかそういう話じゃなくて当たり前のことだと思うんですよね。


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日本酒なんてどれも美味しい。
知り合いが勧めてくれるから尚美味しい。

 

それだと属人的な組織になる?当たり前じゃん。サービスってのはそう言うもんだとボクは思いますよ。

 

機械が作ってくれた料理を食べるってのは、コンビニ弁当を食べるのとさほど変わらないから。

レストランでわざわざ高いワインを飲むのは、選んでもらう雰囲気も価格に入ってるから。

 

現に洋服屋さんを辞めた後コウスケには「どこで服買えば良いんだよ!」って怒られたしね。笑


これってボクがいなかったら行かなくなるかもしれないってことじゃないですか。


絶対に行かなかったお店に来て買い物をする。その理由は”人”でしかなしえない。

 

欲しい商品がある。というより、会いたい人がいて、そこにある商品の中で十分だし、選んでくれたから欲しくなる。ってことだと思います。


それでどちらもハッピーになれる。

 

自分では選べないから、お客さんのような友達に頼りにされているかどうか?ってこと。

 

何かが欲しい。と思った時に「あぁ彼(彼女)がいたな」と脳内ランキングに入っているかどうかが大切なんじゃないかな?(こだわりのある好きなものは別ですけど。)


これってどんなビジネスにも共通することじゃないですかね?

 

でもこの脳内ランキングは「どれだけ関わって来たか」でいつでも入れ替わるからコミュニケーションが大切になってくるんですけどね。


そんな親友みたいなお客さんと楽しみながらコミュニケーションしていく。それがSNSの可能性だと思っています。

 

『一線ひいた客じゃなく、友達を作る』そういう感覚です。知り合いよりもう少し先のね。

 

そういえば最近コウスケに会ってないな。実家に帰ったら会いに行ってみようかな。



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