SNS投稿のために綺麗でカッコいい写真を撮りたい時に押さえたい3つのポイント(iPhone限定) | 飲食店SNSマーケッター・鵜沼聡志のブログ

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北海道札幌市で飲食店さんのSNSのカウンセリングや細かな活用方法のお手伝いをしています。フリーワインソムリエ。漫画、ロック、歴史やワインの雑学が大好き。エクスマ54期・ヴィーノ。

今日はベタなタイトルですが、

 

SNSをやっていく上でのハードルとして上位に上がってくるのが「写真が上手く取れない」っていう理由があります。

 

そんな方に聞いてみる質問が

 

『写真を撮る時に考えてることってありますか?』ということなんですよ。

 

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先日札幌の西28丁目のDELIWORKS&CAFEさんでiPhone限定写真セミナーなるものをやりました。

 

別にボクは写真家でもカメラマンでもないですし、Instagramのボクの写真はiPhoneとアプリだけで作ってるのに『なんか良い感じ』だし、中には『どうやってるの?』というものもあるらしく、写真セミナーみたいなのをやってほしいと言われたので、まぁ1人でもそういう方がいるのなら試しにとやってみた次第です。(もちろん一眼レフとか写真の勉強なんてしたことないです。)

 

会場のDELIWORKS&CAFEさんはその名の通りデリカテッセン(お惣菜)のお店ですが、ここのお料理はワインやお酒に合うものがたくさんあって、彩りも綺麗なものが多いし、お店の中がとても素敵なので被写体としては最高なので丁度良かったですしね。

 

美味しいものを食べながら写真に撮ってお酒でも飲みながらゆっくりやろうってことに。

 

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(株)アイムの山谷満紀夫さんことみきおが提案してくれました。みきおありがとう。

 

せっかくなら飲み仲間がほしいなと思ってFacebookで募集したところHeir make efのトモちゃんがドタ参(&若干の遅刻)でしたが参加して下さったので嬉しかったです。

 

iPhone写真をカッコよく撮りたいならまずは写真加工アプリの特性を知ることから始めたいです。

 

明るさとか照明の角度とか当て方とか多分プロの方なら色々な手法があるんだと思うんですけど、アプリの使い方を覚えるとホントすごいのでおすすめアプリも数点お伝えしました。


例えば元の写真がこれで

 

 

Instaflash Pro(多分iPhoneだけ)というアプリを使うと

 

 

これになるわけです。凄くないですか?(もちろん少しの手間はかかりますけど)

 

もう写真の撮り方うんぬんより、編集の力です。笑

 

アプリもそれぞれ特性があるのでまずは気になるアプリを使い倒してみることですぐ出来るようになりますよ。

 

2つ目は『何を伝えたいのか?』ってことを意識して『構図』をしっかり決めて撮ること。

 

『構図』(その写真でどこを切り取るのか)のバリエーションを知ることが大切だと思うんです。(写真をやってらっしゃる方には釈迦に説法ですが。。。)

 

真上から撮るとか、余白を作るとかそう言うことです。

 

例えば名画の中にヒントもあります。

 

以前『ゴッホ展』に行った時に聞いたのが『水平線』と奥行きを出す『斜線』を意識する構図。

 

ゴッホの名画『アルルの跳ね橋』

(ボクがゴッホ展で観たのは『ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋』の構図でしたが)

 

水平線を奥に置き(橋の部分)斜線を手前に向けることによって奥行き(土手の部分)が出来ます。

 

ゴッホは日本の歌川広重や北斎などの浮世絵からこの構図を学んだそうです。

(そう意味ではボクは逆輸入でした。)

 

左右対称ですが跳ね橋の構図を真似て撮った

蘭越のタムタムファームの稲刈りの風景です。

 

有名な写真家さんの写真を観たり、今ではインスタグラマーなんかも参考になりますし、そしてボクなら漫画の中や映画のワンシーンにだって『構図』がしっかりと考えられています。観ることだけでも情報として蓄積されていくのでそういうものをもっと観て体験を蓄積することが「センス」や「感性」果ては『世界観』に変わっていきます。

 

そして3つ目は「綺麗な場所やカッコイイものがあるんじゃなくてカッコよく撮るんだ。」という最終的な写真をイメージして撮るってことです。

 

そうボクに教えて下さったのはやっぱりエクスマの藤村先生です。

 

藤村先生のInstagramは日常を切り取っているだけのものすらカッコいい世界観です。

 

ほら昔のCMにもありました。

 

「美しい人はより美しく。そうでない方はそれなりに。。。」 By 富士フイルム

 

ではなく、

 

「カッコいいものはよりカッコよく。そうでないモノをどうカッコよくするか?」

 

構図に似ているかもしれないけど、被写体に対する感情や感動、空間(空気感)や時間などを今までに感じてきた感覚でどう切り取るか?最終的に観た人がどう言う気持ちになるような写真にしたいんだろう?と考えながら撮ってみて欲しいのです。

 

それだけで劇的に写真が変わると思いますので参考にしてくれたら嬉しいです。

 

ボクがSNS投稿(特にInstagram)のために綺麗でカッコいい写真を撮りたい時に押さえたい3つのポイントは『アプリの特性を掴む』『構図』『最終的にどんな写真にしたいのか?』この3つです。ただし、レンズの性能には限界があるのであしからず。(でもiPhoneのレンズは超優秀だと思います。)

 

DELIWORKS&CAFEさんで今回は写真のセミナーだからインスタ映えしそうなパタゴニアのビール(これマジ美味しい)を用意して下さっていたのにも感謝です。

 

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またここでやりたいな。(予約制だけどここのお弁当をテイクアウトして別なところでってのもアリ)

 

終わっても飲もうってことで二次会も行ったけど、二次会もお互いが知らない話なんかも出てきて楽しかった。こういう少人数でノミニケーションしながらってやっぱり楽しい。

 

セミナーとかどうでも良いから(←いや、そこはちゃんとしたい)月一ぐらいで飲む部活みたいなの作りたいなと本気で考えた夜でした。

 

二次会は近くの焼き鳥とおでんのお店『おぐら』さん

 

去年『インスタ映え』が流行語になったことでInstagramの世界も少しずつ変わっていきます。

 

今年のトレンドは去年の終わりから続いている『ストーリーズ』や、ただ写真が綺麗や可愛いだけでなく、その写真の背景にあるストーリー性にも注目が集まるそうです。

 

写真もそうですが、写真に限らず動画もストーリーや構図は大切です。

 

なので今年は絵画や本や写真はもちろん、もっと映画やミュージックビデオやYoutubeなんかもたくさん観ていきたいなと思います。

 

探求者気質のボクには嬉しいことだけどハマり過ぎないように、感性を磨く1年にしたいと思います。