圧倒的情報社会では影響力がブランドになる。 | 飲食店SNSマーケッター・鵜沼聡志のブログ

飲食店SNSマーケッター・鵜沼聡志のブログ

北海道札幌市で飲食店さんのSNSのカウンセリングや細かな活用方法のお手伝いをしています。フリーワインソムリエ。漫画、ロック、歴史やワインの雑学が大好き。エクスマ54期・ヴィーノ。


穏やかな天気の中大好きな缶コーヒーを飲みながらこのブログを書いています。

冷蔵庫に補充がなくなったから買いに行かなきゃな。


先日毎日配信される師匠のブログを見て驚愕しました。

藤村正宏先生のブログ
情報の洪水なんて、なまやさしいものではない。マーケティングは死んだ?


そしてちょっと調べると経産省の資料がネット上にアップされていました。

経済産業省の資料によると、近く2020年までの間に情報の量が35ZB、圧倒的情報社会になると言われています。(※Googleで「35ZB」で検索すると経産省のPDFの資料が出てきます。)

そして経産省では

すべての国民がITの恩恵を実感できる社会の実現

これを目指すと言っています。

更にワンピースを彷彿とさせる「情報大航海プロジェクト」(リアルです。笑)という名のプロジェクトでは

企業や個人のホームページ、画像、映像、音楽、SNS、各種データベースなどのWeb情報と、位置情報、購買履歴情報、視聴覚情報、健康管理情報などの非Web情報を組み合わせて新たなイノベーションサービスを創出していくとされています。

Webと非Web情報を組み合わせて便利で時代に沿った新たな価値を提供する。
Webを介した情報社会。この時代の流れは止められないし、変わらないようです。
圧倒的情報社会とも言えるこれからの時代では情報の量がビジネスの命運を分けることになるかもしれません。

これは情報を持っていることも大切ですが、情報を発信するという事に関しても同じだと思います。

情報を発信することが繋がりを生み、その情報に共感してもらうことでビジネスへの影響が変わる。

言い換えれば、「情報を発信するということは仕事だ」ということです。

そして発信力だけではなく影響を得るためには、

繋がり×発信×共感=影響力

この3つが大切なわけです。

そしてこの3つがこれからのビジネスに最も必要で、スピード感を持ち、且つ費用を掛けずに持つにはSNSしかないということです。

そして発信する情報の質も問われる。「役立つ情報」「有益である情報」でなければなりません。

SNSのやり始めはみんな発信するだけで精一杯です。

食事の写真や、景色、日常のふとした一コマなんかを発信します。これも立派な情報です。

個人情報などというような住所や電話番号などというものとは違った「個人の情報」。

どんなものが好きで、どんな事が楽しくて、こんな日を過ごしました。始めはみんなそうです。

でもこれも大切です。そこから人柄が現われるのだから。

少し慣れてくれば位置情報やタグ付けをすることで交友関係も情報として追加できますし、「役に立つ情報」にしたければ、その食事を食べたお店のメニューだとか、その綺麗な景色を何処へ行けば見れるのかとか、詳しい情報を言葉で伝えれば良い。

でもSNSをビジネスに使うにはどんな仕事をしていて、どんな考え方を持っているのかを発信することも必要です。

どんなお仕事で、どんなことが出来るのか。それがわからなければ興味を持ってもらっても頼むことが出来ないですからね。


このニク画像を上げた時は「連れてけ」というコメントと
「それどこ?」と問い合わせが多かった。笑


SNSをビジネスに使うと書きましたが正直あまり良い言葉ではないと思っています。SNSをやれば儲かる、売上が上がるのではなくて「結果、売上に影響する」ということです。

自分を知ってもらって興味を持ってもらった方とご縁を繋ぐためのツール。そこにはルールやモラルがあるし、実社会と何も変わらない。区別するからややこしくなるんです。

その繋がりから新たなご縁があるかもしれないし、応援・支援してくれる方がいるかもしれない。
発信することで人柄や仕事の内容を知ってもらえるかもしれない。
共感してもらうことで協力をしてもらえるかもしれない。

どこにその影響力が現われるかはわからない。

例えば営業の人がSNSで2,000人のお友達がいる。これって会社にとってもの凄い価値ですよ。

SNSって過去の縁をも繋ぐんです。学校を卒業して以来あってなかった友人と繋がったり、ずーっと会っていなかった親戚と繋がって仲良くなったり。

そういうことが起こる。ボクも今Facebookのお友達が1,200人ぐらいですが、そういう愛縁・奇縁が繋がるばかり。もちろんお仕事を頂く事もあります。

でも一つだけ言える事は、やらなきゃその可能性は0(ゼロ)だということです。

そしてこの影響力は継続することで「ブランドのようなものになる」ということ。
価格ではない違うところに価値を持ってもらえる。
これはブランドと呼んでも過言ではないと思います。

一方、閉鎖的業界では情報を発信する事が「悪」とされているところもありますが、これからは情報を発信しない限り、知ってもらえないし、膨大な情報に埋もれてしまって選んでもらえない。


例え選ばれたとしても、人や企業に魅力を感じてもらえていなければ、興味が湧かないので、結果数字だけで判断されてしまいます。

ユ〇クロに代表されるファストファッションだって「安さ」に代表されるというだけで、その服を着ることが価値にはなっていません。

仮にあの製品が1,000円高かったら買わない人もいるでしょう。お値段以上の価値を感じ、その値段が安いことが価値になっているからです。

でもあなたの大好きなブランドの服が1,000円高くても欲しければ買いますよね。価格ではなくて「着て歩くことで良い気分になりたい」が価値だからです。それがブランド力。

例えばSNSで個人や企業が影響力を持った場合、それはブランドに匹敵するものになるということです。

あなたから買いたい、あなたのような人がいる会社と契約したい。そうなるために影響力が必要なんです。

特に圧倒的情報社会では、その差が加速的に増えます。

繋がる人の数や質
発信することにより知ってもらう人柄
共感される数

これが影響力となって「結果、ビジネスに影響した」そしてこれからもそれは止まらないし、加速する。

色々なところでSNSをやれば売上が上がる、儲かるというそもそものロジックはこういうことだと思います。

マーケティングの本質が変わった。知略・策略も巡らす戦略のようなものではなく、それぞれの持つ個性に共感し合い、人柄で繋がっていく時代。

それが圧倒的情報社会のビジネスの主流になることを改めて感じた昼下がりです。


   
 
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