高市早苗氏こそ自民総裁にふさわしい? | 世日クラブじょーほー局

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月刊正論 2021年 10月号 [雑誌]

 

 正論10月号に、自民党総裁選に名乗りを上げた高市早苗氏の「日本を安全で力強い国にする」というタイトルのインタビュー記事が掲載されている。

 憲法改正はいわずもがな、安定的な皇位継承のため女系天皇否定と旧皇族の皇籍復帰、敵基地先制攻撃能力をはじめ研究開発や設備費を含めて防衛予算の大幅増、地球温暖化と日本の経済基盤整備を両立させるため、原子力の平和利用の必要性などなど主張。なお本稿にはないが、夫婦別姓に強硬に反対。

 また、尊敬する政治家として、英元首相のマーガレット・サッチャーを挙げ、その語録から、「大事なのは合意を取り付けて大多数を満足させることではなく、何をなすべきかという確固とした信念に立脚することです」がいたくお気に入りの由。

 

 高市氏といえば、当方は安倍さんが戦後70年談話(2015年8月14日)を閣議決定する前に内容を知らされ、「”おわび”が入っているじゃないですか」と食ってかかり、「俺がやれるのはここまでが精一杯だ」と安倍さんをたじろかせたというエピソードが印象深い。米国国会議員の秘書もやっていたから英語もお手のモノか。若き日には美形で鳴らし、ブイブイ言わせてた武勇伝も事欠かないとか。あと、以前、議員会館にキムタクのでっかいポスター貼ってたっけ。ま、ま、それは今は昔として…。総裁候補としては申し分ない保守的資質かなと。

 ただ、難点は、離婚していること。サッチャーは「鉄の女」の異名をとったが、離婚しなかったし、11年間の在位期間を通じ良妻賢母の家庭人だったのにね。
 

 ともかくも失うものは何もないはずの彼女。激エモな論戦を期待したい。