「大国主命(おおくにぬしのみこと)」。
満面笑顔の大きな 大国(だいこく)さんで
地元では「木津の大国さん」で親しまれてます。
そして 同じ敷地内に方角違いで
須佐之男尊(素戔嗚尊)(すさのおのみこと)も
お祭りしてあっって
そこには両脇に狛犬がいましたが
もう一方の神社大国様には狛犬の代わりに
珍しい阿形の狛ねずみが居て
二体の狛ねずみは、
それぞれに大国さんの持ち物を
大事に持っていました。
社殿に向かって右の狛ねずみは
米俵をかかえています

左は打ち出の小槌を持っています。

しかし、ねずみに米俵の番を頼むと
全部 食べられてしまいそうに思うのですが…

すると 大国さんとねずみの繋がりは
古事記にあったのです。
大国主が、因幡で白兎を助けた後のお話。
大国主は、須佐之男の娘、須勢理姫(すせりひめ)との
結婚条件に3つの試練を須佐之男から課された。
一つ目は、蛇の室(むろや)で一晩過ごすこと。
二つ目は、ムカデと蜂の室で過ごすこと。
三つ目は、射ると音の出る鳴鏑(なりかぶら)
の矢を取ってくること。
二つは、須勢理姫からヒントを得て無事にクリア。
須佐之男は草原に矢を射る。
大国主がその矢を取りに行ったのを確かめてから、
大国主を囲むように草原に火をつけた。
逃げ場を失い、火の海でなすすべもなく
立ちつくしていた時、白ねずみが出てきて、
地面下のねずみの穴を教えた。
そこへ逃げ込んで命拾いをした大国主。
白ねずみは探していた鳴鏑(なりかぶら)の
矢も持ってきてくれた。
火が収まるのを待って、穴から出た大国主は、
矢を携えて須佐之男に渡し、
めでたく須勢理姫と結婚した。
以降、大国主は命を助けてくれた
白ねずみを配下に加え、出雲の国を治めた。
これが大国神社の狛ねずみの由来です。
古事記に登場する須佐之男尊と
大国主命が仲良く並んで一つの境内に
収まっているユニークな神社のなぞも
説けてスッキリしました。