2024年 5月 4日土曜日 晴れ
緑がとっても美しい爽やかな季節です。
花があって実がなって昆虫が寄ってきて鳥が寄ってくる動物がいる杜になるように、そして今までの生態系が出来るだけ壊れないように維持できるように里山再生に思いを寄せ合いながら活動していますが、いろんな考えがありこれが正しいというのがないので中々難しいです。葛城山には見れない植物などがあり、こんなにいろんな植物や昆虫がいる里山を守って欲しいですとよくいわれますので放置されていた分ほんの少しでもヒコバエを育て元気な里山にと考え手を加えています。いままでの生態系を一日でも長く維持させていきたいと思い、できる限り外の物を入れないようにしています。
そして、里山公園にならないようにしています。子供さんを連れたママさん方が「この区切りのない整っていない里山がいいんです。ここに来ると私も落ち着くし、子供たちもぐずらないでよく遊び帰るといわないです。太陽に沢山あたって帰るとよく食べてすぐに寝てくれます。」
そうなんだ公園のように区切っていないから目を移しても気持ちを楽に移していけるということでした。大きな発見ですね。やはり公園にはない「せんごくの杜里山」です。
2018年の台風やその後のナラ枯れから里山の風景が変わりました。人間の力よりも自然の力の大きさを目のあたりにした時は、ショックでしたが、自然淘汰の一つでもあると実感しました。それでも、人の力でコツコツと続けて来れたのは参加者一人一人の大きな思いだと思います。少しずつの活動からきれいな緑が見えるようになってきたと思います。今を見る人はこれが当たり前の景色と思っていますが、初期を知っているメンバーは振り返った時、お互いによくやってきたと今の状況に感動しています。(自画自賛)
お握りやカップ麺のお昼食をした時、ゴミは持ち帰り、麺のスープは濾して地面や雨水路でなく汚水路に流しています。子供さんのグループとも申し合わせています。それでもたばこの吸い殻が落ちているのに信じられない思いになります。
プチビオトープに種類の違ったトンボが飛んでいるのを見た時、皆で喜びましたね。子供さんが思う存分に嬉しそうに真剣に網を振っているのを見ていいなあと思いました。
おじさんが「貸してみ」と でも取れなかった。
お天気も良く、沢山の参加です。
プチビオトープに2種類のとんぼがいる。
今年の植樹した河津桜 2023年一年前の河津桜
乾燥を防ぐために昆虫の居場所を守るために長めの下草刈り
車付きの下草刈り
慣れた手つきのチップ詰め
ここにだけスポットライトが当たっているよう。
倒れている竹を片付けています。
手前はきれいに片付いてきました。
水道管取り付けを始めています。
特大フエキノリ、二つ並んでいるように見えませんか?
二人の顔にしたいです。
配管の先はプチビオトープへ。
配管を埋めたいのですが、根っこが張り詰めているので
かなり大変のようです。
モチツツジが解りにくいほど下草が茂っています。
4人いてます。解りますか。
タラの芽の痛さと足場が悪い所での下草刈り。
モクモクと下草刈、凄いです。