年代 天正15年(1587)4月29日
場所 福岡県田川郡添田町


天正14年から始まった秀吉の九州平定のための戦い。
まず毛利氏小倉を攻撃させたものの、敗退したため、10月に黒田如水を送り込んで、小早川隆景吉川元春を伴い、高橋元種の篭る小倉城を攻撃し落城させた。

翌年天正15年小倉城に到着した秀吉は、大軍を二分し、岩石城前田利長蒲生氏郷らに攻撃させた。
岩石城秋月種実の支城で、かなりの堅城として九州では有名なお城であったようだ。
篭る兵は約3000。一方の前田、蒲生軍は5000程度であったらしい。

通常城攻めには城兵の10倍以上の兵力が必要と言われていたものの、1日で落城させた。
原因は鉄砲の数にあった。
絶え間なく鉄砲を浴びせられ、篭城軍はなす術もなかったようだ。


この落城で、秋月種実は降伏。
茶器を差し出して、なんとか滅亡の危機だけは避けられた。



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