彼氏と初めてのデートでのこと。

さあ、食事をしよう、という時でした。

『 キタナイ食べかた 』

という声が浮かびました。

ずっと、あれは、何だったのだろう??

ずっと何十年も疑問でした。

左側で思ったから、私の思考??



ある日、突然、はっきりと、

思い出しました。

私と、私の姉とで、食事をしていました。

私は一歳半から二歳半?

私は、まだ小さかった為か、少ししか食べず、

姉より先に食べ終えました。

その時です。

「 キタナイ食べ方 」

母が、姉を見ながら、そう言ったのです。

私は、姉を見ましたが、

その事に気付いてはいませんでした。

右手が使えないので、食べにくそうですが、

けっして、きたない食べ方ではありません。

母は、姉を見つめ、

クククッ、と笑っていました。

「 おまえっ!!!!!なんたる心掛けかっ!!!」

私は、そう叫ぶべきでしたが、

あまりの衝撃と、

姉が気付いてはいけない、

そんな気持ちで、

何も言えませんでした。


母の中に潜む、

なにものか、

それとも本性か、

異質なものを見た、初めての衝撃でした。


50数年経って、やっと、思い出しました。