南イタリア編 カゼルタ 忘れ去られた王宮

こんにちは

人生の価値観を広げる旅をコーディネート

ライフチェンジナビゲーター旅猫 亜矢です。

ナポリから30㎞ほど北にカゼルタはあります。

そこにベルサイユ宮殿にも匹敵する程

素晴らしい王宮があります。

かつてナポリがナポリ王国だった時代

ブルボン家のカルロス三世によって建てられ

まさしくベルサイユ宮殿を手本とされて

います。

はっきり言ってベルサイユよりデカイ！

ルイ14世に習って都会の喧噪を離れ、

また海からの攻撃の心配のない内陸に

建てられました。

エントランスの高さも人と比べるとよく

わかりますね。

勝利の女神から戴冠される王

天井のフレスコ画

豪華なシャンデリアとスタッコ(漆喰)彫刻

惜しげもなく金箔を使った装飾

これは子供のおもちゃだって！

海戦ごっこ遊び

家具調度も当時のオリジナルがたくさん

残っていますね。

沢山のフルーツやお花のモチーフの陶器の壺

ベネチアングラスのシャンデリア

イベントがあるそうで当時の装束の女性が

歩いているとタイムスリップしたようです。

図書室

最後にキリストの生誕の場面を表した

ジオラマ、プレセーピョ

18世紀の庶民の生活もこれを見るとよく

わかって面白いです。

はっきり言うと当時の家具調度や内装が

保存されておりベルサイユ宮殿より

すごいんです。

お庭も広大です。

なのに訪れる人はかなり少ない(^^;;

不思議ですね～

思うに建てた人、住んでた人が歴史的に

あまり知名度がないから

世界史の舞台になってないからですかね～

やっぱりルイ14世、マリーアントワネット

マリアテレジア、エリザベートには

負けますよね～

こんなに素晴らしい宮殿なのにホント

もったいないです。

スターウオーズのアミダラ女王の宮殿とか

織田裕二さんのアマルフィのロケ地に

なっています。

知名度がないのが幸いしたのでしょうか？