こんにちは!結愛です。
このブログのタイトルにもなっている「むすひ」という言葉。
なんとなく耳にしたことはあっても、
その本当の意味をご存知の方は、
実はそれほど多くないかもしれません。
けれど、この言葉の中には、
日本人が何千年も大切にしてきた、
子育ての本質が、すべて詰まっているのです。
今日は、わたしがお伝えしたい
「むすひ」と子育ての関係について、
ゆっくりとお話ししたいと思います。
「むすひ」とは何か――言霊に宿る、生命の根源
むすひは、漢字で「**産霊**」「**産巣日**」「**結**」と書きます。
| 産霊 | 生み出す霊力 |
| 産巣日 | 生命の宿る巣(古事記の表記) |
| 結 | むすぶ・つなぐ・形になる |
「**むす**」は、**生み出す**こと。
「**ひ**」は、**霊威・神霊の力**。
つまり「むすひ」とは、
> 何もないところから、いのちを生み出し、形にしていく、神聖な力
のことなのです。
古事記の冒頭、
天地のはじまりに最初に現れた神々の中に、
「高御産巣日神(たかみむすひのかみ)」
「神産巣日神(かみむすひのかみ)」
というお二柱がいらっしゃいます。
日本人はこの世界の根源に、
「むすひ」という生命を生み出す力を見ていたのです。
天地が生まれ、
山が生まれ、
人が生まれ、
そして今、あなたの子どもが生まれてきた――
そのすべてに、
同じ「むすひ」の力が働いています。
「むすび」――日常に溶け込んでいる、むすひの力
実は「むすひ」は、
わたしたちの日常の中に、
そっと姿を変えて息づいています。
- お**むすび**(おにぎり)
- 紐を**結ぶ**
- 縁**結び**
- 髪を**結う**
- **結**ばれる
バラバラだったものが、
「むすぶ」ことで、
ひとつの形になり、いのちを宿す。
お米のひと粒ひと粒が、
両手の中で「おむすび」となって、
食べる人の血となり肉となっていく――
これも立派な、むすひの働きです。
日本人にとって「むすぶ」とは、
ただ繋ぐことではなく、
**新しい生命を生み出す神聖な行為**
だったのです。
だから神社のしめ縄も「結ばれて」いる。
花嫁衣装の帯も「結ばれて」いる。
人と人とのご縁も「結ばれる」と言う。
どれもが、
天地のむすひの力を借りた、
神聖な営みなのです。
子育ては、最大の「むすひ」である
ここで、立ち止まって考えてみてください。
この世にひとつの命が生まれてくる。
お腹の中で十月十日、
細胞がむすばれ、
骨がむすばれ、
心臓がむすばれて、
ひとりの人間として形づくられていく。
これ以上の「むすひ」が、
この世にあるでしょうか。
そして産まれた後も、
子育ては「むすひ」の連続です。
| おっぱいを飲ませる | 母といのちが結ばれる |
| 手をつないで歩く | 親と子の氣が結ばれる |
| 名前を呼ぶ | 言霊が魂と結ばれる |
| ごはんを作る | 食材と家族が結ばれる |
| 寝かしつけ | 一日と安らぎが結ばれる |
おむつを替えること。
ご飯を食べさせること。
夜泣きに付き合うこと。
そのひとつひとつが、
天地のむすひの力を、
あなたを通して、子どもに流し込む行為なのです。
「ただの家事」「ただの世話」ではありません。
そこには、
古事記の神々が世界を生み出したのと同じ、
神聖な力が働いているのです。
お母さんは「むすひの依代(よりしろ)」
陰陽道・神道では、
神聖な力が宿る存在を「**依代**」と呼びます。
ご神木、磐座(いわくら)、注連縄――
これらはすべて、
天地の力が降りてくる依代です。
そしてわたしは、こう思うのです。
お母さんという存在そのものが、むすひの依代である、と。
あなたの胸の鼓動。
あなたの体温。
あなたの声。
あなたの匂い。
そのすべてが、
天地のいのちの力を、
子どもに伝える神聖な通路になっています。
どんなに立派な絵本よりも、
どんなに高価な知育玩具よりも、
お母さんがそこに「在る」ことそのものが、
子どもにとって最大のむすひなのです。
だから、完璧でなくていい
ここがいちばん、お伝えしたいところです。
むすひは、頑張って起こすものではありません。
天地が勝手に流してくれている、
根源の力です。
あなたが疲れていても、
イライラしてしまった日も、
料理が手抜きでも、
部屋が散らかっていても、
――むすひは、ちゃんと働いています。
あなたが子どもに
「おはよう」と声をかけた瞬間、
むすひは結ばれている。
お味噌汁をよそって渡したその一杯に、
むすひは宿っている。
眠る前に頭をそっと撫でた手のひらから、
むすひは流れている。
完璧な母である必要は、
どこにもないのです。
「いい母親でなければ」
「ちゃんと育てなければ」
そう自分を追い詰めてしまう夜があったら、
どうか思い出してください。
あなたはすでに、
天地のむすひの依代として、
十分すぎるほどの仕事をしているのだ、と。
結ばれているからこそ、ほどけてもいい
「むすぶ」の対義語は、「ほどく」。
でも、
一度結ばれた親子のむすひは、
たとえほどけたように見えても、
消えてなくなることはありません。
反抗期で口をきいてくれない時。
叱りすぎて自己嫌悪に陥った夜。
子どもが手を離れ、巣立っていく日。
それは「ほどけた」のではなく、
**むすひが、新しい形に結び直されている**
だけなのです。
紐は、一度ほどいてからでないと、
もっと美しい形には結べません。
赤ちゃんを抱きしめるむすひと、
反抗期の子を見守るむすひと、
巣立った我が子を遠くから想うむすひは、
形は違っても、
根っこのところで同じ力で繋がっています。
むすひを感じる、今日の小さな祈り
最後に、ひとつだけ。
今夜、お子さんが眠ったあとで、
そっと寝顔を覗いてみてください。
そして、心の中で唱えてみてください。
> 「あなたとわたしは、
> 天地のむすひによって、
> 今日も結ばれている」
それは祈りであり、
確認であり、
感謝でもあります。
実際に声に出すのもおすすめです。
この一言が、
明日のあなたの子育てを、
ほんの少しだけ、
軽く、温かくしてくれるはずです。
おわりに
「しあわせのむすひ」――
このブログの名前に込めた想いは、
ただひとつ。
あなたとお子さんの間に流れる、
目には見えない神聖な力に、
どうか気づいてほしい。
そしてその力を信じて、
もっと安心して、
子育てを楽しんでほしい。
ただ、それだけなのです。
あなたは、ひとりで子育てをしているのではありません。
天地のむすひが、
いつでも、あなたと共にあります。
結愛
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占導師 結愛
