見本刷りが届いた!うれしい。

『トイレ野ようこさん』(静山社)、2月20日発売です。

挿絵は児童書界の大ベテラン、田中六大さんが描いてくださいました。なかにもいっぱい素晴らしい絵が入ってます。



ヌーヴォーロマンがかっこいいと思って小説を書きはじめて20年ちょっと過ぎ、いまはいろんなアニメにハマりながら書き続けている僕は結局「人間」のことがよくわかっていないのかもしれない。
昨日は長女が通ってるYMCAのクリスマス祝会が教会であり、次女も連れて3人で参加した。みんなで讃美歌を歌い、聖書の話を聞いてから、クリスマスツリーの飾りつけやプレゼント交換をした。天井が高くて広い教会の空気のなか、子どもたちの笑い声があちこちで広がって楽しかった。
からかい上手の高木さん1期めちゃくちゃよかった。モノローグを担っている西方からはからかわれているようにしか思えない高木さんだけど、客観的に高木さんの言動を見ていると西方のことが大好きなんだとわかる。最後のほうででてくる高木さんが自室で枕に顔をうずめて足バタバタさせるシーンが最高。
長女が1年生の頃からの親友が、別の友達グループに入ってしまい、遊べなくなったらしい。「寂しいけどあきらめる」と長女。いつもふたりで一緒にいたのに。聞いてて胸が痛くなった。そのうち戻ってくるよ!!と伝えたけど、戻ってきてくれたらいいな。
子どもの頃から集団行動が苦痛で、遠足や運動会の前日には水風呂に入って部屋の窓を開けて腹をだして寝て風邪をひこうとしてた。遠足の弁当はいつも輪に入れず先生と食べてたし、中学時代はひとりも友達ができなかった。その頃に検査を受けたら発達障害の診断がおりていたかも。子ども時代は辛かった。
今日は長女の11歳の誕生日。大きなケガも病気もなく健康に生きてきてくれて嬉しい。昨日まで赤ちゃんだった気がするのに、こんなに手が大きくなってる。





かぐや様のアニメ版、1期でギャグ中心にキャラの魅力をぞんぶんに味わわせてから2期ではサブキャラたちを掘り下げて、3期でようやくメインのふたりの関係を深めた後に、スペシャル版で濃厚なシリアス展開に持っていく構成が本当に好き。
小説を書こうと思いだしたのは20歳の頃で、図書館に通って世界文学全集を手に取った。何年かかけて読み進めるうちに、こんなにすごい作品がたくさんあるのに新しく書く意味なんてないだろうと絶望した。27歳のときに初めて書いた小説は、絶望のなかから苦し紛れにひねりだしたものだった。