近所に小1の男の子がいて、友達と喧嘩して負けたり、スケボーがうまく乗れなかったりすると悔し涙を流す。お父さんが慰めようと肩に手を置くと、その手を振り払ってすみっこで静かに泣いている。すごいなあ!と思う。私は「悔しい」という感情が乏しいから。


だからスポーツも長続きしなかったし、楽器の練習も途中で飽きた。誰かと競ったり、目標を達成したりすることに喜びを見いだせないタイプ。ただ、延々と好きなことを続けていたい。


だから20年近く、小説を書き続けてこられたんだろう。悔しがることに長けていたら、もっといい小説が書けていたかもしれないけど。