仙台土産はいろいろあります。
昔から有名なものでは、「笹かまぼこ」があります。
昔は「手のひらかまぼこ」と呼ばれていたようです。
最近では、「牛タン」が有名になりました。
牛タンが有名になったいきさつは別なときに書こうと思います。
お菓子も定番ですが、「仙台駄菓子」、「白松がモナカ」、「三色最中」などが
あります。
今回は、菓匠三全の「萩の月」を紹介します。
このお菓子も創られてからだいぶたちました。
とても美味しいお菓子で、シンガーソングライターの松任谷由美さんが仙台土産に
必ず買って帰る、というエピソードが紹介され、一気にヒットしました。
その後、各地で似たようなお菓子がたくさん作られましたが、いまだにすっかり
コピーしたもの、超えるものはできていません。
萩の月は、黄色くて丸い、中にカスタードクリームの入ったスポンジケーキです。
あちこちで同様のお菓子がありますが、はっきりと違うところがあります。
それは、しっとりと水分を含んでいるところです。
福島や栃木にも同様のお菓子があるのですが、どうしても「かわいた」スポンジに
なっています。
それが、「萩の月」のスポンジは「しっとり」しています。
そのおかげで類似のお菓子よりもおいしく仕上がっています。
さらに、夏場は冷蔵庫で冷やしてから食べると冷たく、冬は電子レンジで暖めると
湯気が立ってふかふか!
一味違った楽しみ方もできます。
この萩の月の持つしっとり感を出そうとすると、ほかのお菓子屋さんでは、
同じ値段では作れないそうです。
萩の月を作っている菓匠三全という会社の創業者の方が、どのようないきさつで
会社を興したか、昔、父から聞いたことがあります。
もともとは原子力関係の研究者だったそうで、敗戦で職を失い、家族を養うために
科学の知識を活かして水あめ(麦芽糖)をつくり販売するようになったそうです。
そこからお菓子の道に進んだそうで、戦争のおかげで萩の月がうまれたわけです。
ピンチをチャンスに代え、人生の転機をしっかり活かしたということなんですね。
そういった科学の知識まであるからこそ、まねのできない工夫があるのでしょう。
話を戻しましょう。
「萩の月」は「スポンジのしっとり感」に特徴があることはご説明しましたが、
もう一つ、特徴があります。
それは、「カスタードクリームの味わい」です。
「萩の月」のカスタードクリームは、味が「濃い」です。
しっかりした卵が使われていて、バニラの香りもバランスがよく、「クリーム」と
いうより、「プリン」に近いかたさです。
それだけに、暖めたときにもしっとり感だけでなく、軟らかくなったカスタードの
食感も、クリーミーでなめらか!
口の中に広がる味わい、香り、食感が一体となって広がります。
太郎の奥さんの実家では、お父さんが漁師をしているので、折に触れ、新鮮な
お魚を送ってくれます。
お父さんは「萩の月」が大好きなので、御返しには「萩の月」を送ります。
本マグロのブロックやメカジキのブロックを送ってくださるので、ちょっと
つりあわない感じもしますが、そこは勘弁してもらっています。
萩の月は仙台ではどこのデパートでも売っていますし、JRの駅でも、空港でも、
宮城県内であれば高速道路のサービスエリアでも売っています。
お値段は一個147円で、お土産用に一個ずつ化粧箱に入ったものは、その分、
すこし高くなって10個入りで1800円です。
仙台に旅行に来たときに、ご家族や職場の方々へのお土産にぜひどうぞ!
女性やお子さん、甘いものが好きな方にはきっと喜ばれますよ。
「菓匠 三全」さんのホームページです。
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