10月3日、台中にて
台風直撃を喰らい、遠出できず、安全第一に近場を散策。まず古い廟に足を運ぶ。
ここに訪れるのも4年11ヶ月ぶりだ。実に懐かしい。
城隍廟
1884年(明治17年)建立の歴史ある廟。
日本統治が明治28年からだから、それよりも古い。
土地の守護神は皆奇異な形相をしている。
死後の地獄界を表した絵。
「下界では善良人であれ」を意味している。
これまた趣のある古い洗面台。
廟内は亀を放し飼い。
廟の路地裏を録画中、たまたま子供の声で「不要打我!」(私を叩かないで!)を連呼している音を拾った。おそらく子供が悪さをして、母親に叩かれている様子だと直感した。
わたくしが見える範囲であれば、仲裁に入ったかもしれない。いや、確実に入っただろう。
味のある廟裏門を出て、散策終了。
散策を終えても、あの子供の声が気になる。気になる。気になる。わたくしの考えすぎだろうか•••