3年ぶりに山形の山寺へ訪れる。


武漢ウイルスの影響を受けていなかったら、本来は毎年来ているはずであった。

我々は還暦近い老体?に鞭を打ち、山頂部を目指す。


無数のかわいい地蔵様が入山者を迎える。


入山料300円を払い、仙台では見られなかった雪に足下を注意する。


前回訪れた際は猿たちが闊歩していたが、今回はまったく姿が見られなかった。


北京語の説明書きが繁体字なのは台湾人が多いからだろう。実際、この日見かけた外国人の大半が台湾人であった。



険しい階段を一段一段ゆっくりとゆっくりと登る。


階段が整備されていなかった時代、修行僧たちの苦行が伺われる。


途中、地蔵様の見送りを受け、ホッと一息の小休憩を入れる。


荒々しくも美しい絶壁に暫し見惚れる。



山頂部まではもう少し。ゴールが見えれば足取りも軽い。

当然だが、上に行けば行くほど雪深い。気を引き締め、足下さらに要注意。


到着!



眼下に広がる雪景色が美しい。登って来た甲斐がある。


ここでふと、前川清の雪列車を口ずさむ🎶







ここからの眺めが最も好きな景観。まるで仙人が住んでいそうな佇まい。


小さな小さな郵便ポスト


山岳で勾配がキツイ所。車輌は使えない。配達員は、ここまで徒歩で登って郵便物の回収と配達をしている。人力だけが頼り。まことに骨の折れる仕事だ。


近い将来ドローンがその役割を果たすかもしれないが。




下山は楽だが、膝に負担がかかり、翌日膝周りがガクガクとなった💦





下山後、山寺駅からほど近いそば屋にて「鶏そば」を食す。体力を使い、空腹よろしく大盛りを注文。


そば好きのわたくしにとって、そば処山形の魅力は尽きない。


手打ち麺に舌鼓。うまし!



入山直後、山形へ初めて訪れたという台湾人夫婦と偶然居合わせ、仲良くなり、記念に撮ったもの。


この後、ご夫婦は台湾人に大人気の銀山温泉へ向かった。二人には思いっきり東北の旅を楽しんでいただきたい。


次回は、台北での再会を約束した。