あれから10日過ぎたが、あまりにも突然で、未だ受け入れることができない。納得できない。
わたくしの心にポッカリと穴が空き、空虚感がずっと漂っている。悲しくて、悔しくて。
心の安寧を取り戻すまでには、おそらく相当な時間を要するだろう。
以下、高雄の友人が撮って送ってくれた写真。
高雄の人たちが書いた弔意の数々を見て、わたくし、また涙する。
台湾のためにこれほど尽力した日本の政治家は他にいない。
安倍元首相の葬儀に、賴清德副總統が訪日弔問したのもその敬意の表れ。案の定、中共が反発しているが、それも折り込み済みだ。
旧民主党政権時代だったら中共に配慮するあまり、ビザを発給しなかっただろう。
生前、安倍元首相と李登輝元総統は深い親交があり、今頃両人は天国で再会し、大いに語り合っている様子が目に浮かぶ。
安倍元首相があまりにも早く天国へ来てしまったので、李登輝元総統も大変驚いていると思うが。
両人は、今後は天から日台を護ってくださる。
死して、なお日台を護る
安倍元首相がいかに台湾の人々に敬愛されていたかが伝わってくる。
秋の国葬にも蔡英文総統の任を受け、再び賴清德副総統が参列されるだろう。
本来、蔡英文総統自身が参列を希望していると思うが。
謝長廷中日代表によれば安倍元首相が亡くなる1週間前、訪台を招聘したところ、安倍元首相は快諾してくれたという。
一貫して台湾重視を唱えていた安倍元首相自身も台湾訪問を熱望していたはず。それが叶わずさぞ無念であったろう。日台双方にとっても無念である。
合掌