久々に豚の耳を食し、その味を堪能した。


琉球語でミミガーの名で知られているが、台湾でも普通に食べられている。


距離が近いからか沖縄と台湾の食文化はまことに似ている。豆腐とその加工品もよく食べるし。




豚の耳を閩南語で豬耳仔(ディーヒンヤー)と言う。


ほぼ原形のまま煮込んだ。

(直視できない方はスルーしてください)


しっかり味が染み込むよう弱火で3日間煮込んだ。


表面のプリプリ感と芯のコリコリとした食感。これだけで酒がグイグイ進む。



食べやすいようにスライスすると、一見シイタケにも見える。

改めて豚は捨てる部位がないと感じた。


〜業務スーパー最強〜

近所のスーパーでは調理済みの豚の耳を不定期に売っているが、調理前の原形はまず売っていない。

で、どこで見つけたというと•••業務スーパーであった。

かゆいところに手が届く、業務スーパー最強!




次は、渦巻き状のかりんとう、螺仔餅(レアビィア)


まるでロールケーキと見紛うほどの作り方だ。





これを見て、バカボンのほっぺたを思い出し吹き出す。

そう、彼のほっぺたもこのような渦巻き状が描かれていた。(弟のハジメちゃんも)


完成

うまし!

食べ出したら止まらない。

日本統治時代の影響だろうか。色、形状、味とともに日本のかりんとうそのもの。

かみさんに聞くと、昔からあり、幼少から食べていたという。

ただ、日本語でそのまま「かりんとう」と言っても通じないが。


日台は、食でも繋がっている、繋がっている、繋がっている•••••••