仙台
一番町通りにて
買い物を終え、一番町を奥へ奥へと突き進み、横丁に入ると、まことに小さな小さな神社が現れた。
ビルとビルに挟まれ、ややもすると通り過ぎて気づかないほど目立たない。
わたくし自身、生まれも育ちも生粋の仙台っ子だが、恥ずかしながら、これまで当神社の存在に気付かず、ここへ訪れたのは今回初めてだ。
野中神社、野中神社、野中神社、野中神社、野中神社⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯
↑我ながら書き方がしつこ過ぎたか?!
噂では聞いていたが、ここへ多くの在仙台湾人が参拝に訪れている。以下数々の絵馬を見て、それを納得した次第。
書かれているのは、武漢ウイルスの早期収束を願うものがほとんどであった。
国境が早く開放されますように。
日本に行きたい〜🖤金持ちになりたい。
早く疫情が過ぎ去り、海外旅行が回復し、日本へ行けますように🖤
スポーツイベントが順調に成功しますように。
日台交流、会社拡大、水上イベントが毎日定員を満たしますように。
疫情収束後、毎年500人以上の台湾人旅客を日本東北地方観光へ連れて来れますように。
身体の健康、財運が上がりますように。
↑そう、どんどん連れて来てほしい!
そして思いっきり東北観光を楽しんでほしい!
3.11時、東北の被災地に多大なる支援の手を差し伸べてくれた台湾の皆さんを我々東北人は大歓迎したい。
10年経っても、あのとき受けた恩は忘れない。この先、終生忘れないだろう。