台中の義母の名は「梅」(うめ)。日本統治時代、日本教育を受けた義母の父親が命名したもの。日本名を持つことに義母は、それを誇りとしている。
で、今回は義母のことではなく、姪っ子について書きたい。
姪っ子のあまりの落ち着きなさに、堪りかねた義母が注意しているところ。
10歳になる姪っ子は、最近益々お転婆ぶりを発揮し、ガキ大将よろしく所構わず走り回り、隣の子にちょっかいを出し、まことに行儀よろしくない。
北京語で言うところの「ㄧ點也不像女生」(少しも女の子らしくない)のである。
日頃の行動は、やはり、姪っ子が大好きなアニメ「クレヨンしんちゃん」の影響を受けているのだろうか···
いえいえ、それはないでしょう。しんちゃんのせいにしてはならない。
将来は、姪っ子を仙台へ留学させるつもりでいる。そのころになれば、彼女も少しは落ち着いていると思うが···
と、その前に、姪っ子を東京五輪へ連れていかなければならない。(五輪組織委員会では、一部競技を仙台に充てる予定)
その五輪見学が姪っ子を仙台生活に慣らさせる予行練習でもある。
「可愛い子には旅をさせよ」で、彼女にとって留学前のいい経験になるだろう。
異国の地、日本で仙台で揉まれ揉まれ、成長していってほしい。
姪っ子よ、そのころは、ホントに少しは落ち着いでんだべな?ん?
そんな心配をよそに、今日も姪っ子は暴れ回っている。