夜の11時といえば…
クロスオーバーイレブン。
オープニング・ナレーション:
今日も一日が通り過ぎていきます。
昼の慌ただしさの中で忘れていた、
人を愛する優しさ、人を信じる温もりを、そっと広げてみます。
夜空の星のきらめきとともに、
それぞれの想いをのせて過ぎていく、このひととき。
今日一日のエピローグ…… クロスオーバーイレブン。
台湾の短波放送と並び、よく聴いていたラジオ番組が、NHK‐FMの、
“クロスオーバーイレブン”(1978年~2001年)であった。
当時のライバル番組、TOKYO‐FM“ジェット・ストリーム”(ナレータ―、城達也)
もよかったが、私は断然クロスオーバーイレブンのファン。
なかでも、1982年~2001年の番組終了までナレーターを務めた、
声優で俳優の津嘉山正種の低音で優しく語りかける声には癒された。
曲は、洋楽がメインだが、ジャンルにこだわらないハイレベルな選曲も
気に入っていた。
1980年代初頭、当時YMOが世界を席巻していたころ、テクノの元祖、
ドイツの“クラフト・ワーク”の存在を知ったのもこの番組のおかげ。
また、曲と曲の合間のミニドラマ風の朗読も好きだった。
2001年をもって、惜しまれつつ番組が終わってしまったが、
最終回には、幸運にも、当時台湾から一時帰国していて、聴くことができた。
エンディング・ナレーション:
もうすぐ、時計の針は、12時を回ろうとしています。
今日と明日が出会うとき…… クロスオーバーイレブン。
当時、オープニング及び、エンディングのナレーションを暗記した
リスナーも多いのでは。
番組終了からすでに10年経っているが、根強いファンの声に応え、
年に数回、特番が組まれている。
“クロスオーバーイレブン 2012新春”
2012年1月2日~6日 夜11:00~0:00放送
