

ホテルで熟睡の後、朝にホテルのパソコンで、日記を更新して、朝風呂に入って、バイキング形式の朝食を頂きました。バイキング形式だと、どうしても食べ過ぎてしまいます。
沢山の料理を、お皿に盛ってしまうからです。満腹の状態でホテルをチェックアウト、市内散策に出かけました。
暑い日差しが、朝早くから、金沢市内に降り注いでいました。金沢の街は、どこか情緒がありました。街中でも歩道の脇に水路が掘られて、草花が植えられていました。
金沢市内散策しながら、「近江町市場」までやってきました。金沢市内の台所の市場には、沢山のお店が並んでいました。北陸の全て幸が満載のような市場には、あらゆる新鮮な食材が並んでいました。市内の中心部にある「近江町市場」、幕藩体制の頃からの歴史のある市場で、石碑のそのことが説明されていました。
1時間ほど市内を歩いて、金沢駅まで戻ったら、能登半島方面の列車は、11時半まで待たないとないので、急遽変更して、9時13分発の特急「はくたか」があったので、それに乗り込んで舞い戻ることにしました。金沢までの道中が長いので、この電車を外したら、また1日掛かってしまうと思ったからです。
金沢から越後湯沢まで約3時間、丁度接続の上越新幹線に乗り換えて、東京に戻ることができました。東京駅着13時20分頃でした。時代は新幹線の時代です。越後湯沢から約1時間20分ほどで東京に着いてしまいました。
いかに特急と言えど、金沢は、遠いかということです。金沢から越後湯沢まで3時間、北陸新幹線の工事が、至るところで進められていました。あと数年で完成するようです。時代は新幹線の時代です。北陸の方々が、いかに新幹線を必要としているかということを実感として受け止めることができました。
東京駅に到着して、現在修復工事が進められている東京駅の様子を見学することにしました。大分完成に近づいているようでした。赤レンガの見事な佇まいが、100年の年月を越えて蘇った感じいがしました。見事な風格の東京駅が、修復工事の完成間近な状態にありました。復元した大ドームの駅舎が、見事な風格を備えていました。10月1日の完成に向かって、工事の終了秒読みの段階に入っているようでした。
丸の内界隈のビルもすっかり新しく立て直され、見事なコントラストを見せていました。工事のネットが張られ、東京駅周辺の全貌は見られなかったのですが、完成間近い東京駅の界隈を見学することができました。明治期の日本の建築技術の粋を集めた、見事な風格にただ驚くばかりでした。
全てが完成したら、また見に来てみたいと思いました。日差しは猛暑のような暑さでした。
東京駅を見学してから、スカイツリーを見てみたいと散策に出かけました。上野駅から銀座線で浅草まで行き、そこから歩いて出かけました。浅草の吾妻橋からの眺めは、最高でした。初めて見るスカイツリーは、今や東京のシンボルです。沢山の人々がスカイツリーに向かって歩いていました。私も隅田川を渡り、スカイツリーまで、所々で撮影しながら散策をしていきました。
結構長い距離でしたが、スカイツリーまで歩き、「ソラマチ」のビルに入りましたが、人でごった返していました。昼食を食べていなかったし、汗だくで歩いたので、マクドナルドセットで空腹を満たしました。冷たいコーラが体にしみ渡っていくようでした。「ソラマチ」のビルを散策してから、再び歩き出していました。
今度はJRの錦糸町駅まで、長い距離を歩きました。疲れてきたので、JRの東京駅に戻りたかったからです。結構歩いて、汗だくになっていました。足も棒のようになり疲れてきました。
この状態では東京には泊まれないと考え、一旦仙台に戻ることを考えていました。東京駅に戻れば、新幹線に乗れるからです。何とか錦糸町駅まで歩き、東京駅を通る電車に乗り込むことができました。東京駅に戻って、「はやて」の指定席をゲットし、やっと16時28分発の電車に乗り込むことができました。
「はやて」は、大宮での停車の後、次の停車駅は仙台でした。1時間40分で仙台の到着することができました。仙台は、旅行の中継基地になると思いました。一晩仙台で休んで、また出かけることができるからです。
駐輪場に置いていたバイクで家に戻りました。ケースに詰めていたシャツが、汗だくで汗の匂いがしたので、家で洗濯をしてから、シャワーで汗を流しました。
家はやっぱり、気持ちが落ち着くし、体を休めることができます。ゆっくりと夕食をいただきながら、休むことにしました。
体が復活したら、また出掛けていくかも知れません。やり残した課題が気になっていたので、整理してから、可能であれば、また出掛けていきたいと思いました。
まだまだ旅の途中なのですが、気がかりなこともいくつかあったので、家に戻って課題を済ませることにしたのです。
金沢から東京散策、そして仙台へ、今日一日の「おときゅう」での旅行は、新幹線だからこそできた旅行でした。今や東京、仙台は、日帰りコースなのかも知れないと思いました。
行く先々で出会った様々な風景を思い出しながら、今日一日の旅行を、心の中に描き出していました。