第5弾「うたごえバスツアー」第1日目無事成功 | アカデミー主宰のブログ

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今日は第
5弾「うたごえバスツアー」の第1日目の日です。朝は6頃に起きて日記を更新し、7時過ぎに朝食、さらにギリギリまでパソコンの作業をしていました。830分を過ぎてから、出発しました。既に準備物はトラックの中にあります。着替えをして出発しました。トラックで草取りのおじさん宅まで行き、そこに車を駐車しました。おじさんと談笑してから、855分頃荷物を持って、待ち合わせ場所まで歩きました。おじさん宅から待ち合わせ場所まではすぐです。道路筋で待っていたら、9時過ぎて、直ぐにバスがやってきました。いつもり早い時間でしたが、バスは、人数が時間前に揃ったので、駅前を時間前に出発したとのことでした。
バスに乗り込み「うたごえバスツアー」が始まりました。長町インターから、南部道路を経由し、東北道に入りました。自己紹介の後、歌声が始まりました。バスの中では、歌い通していきます。途中、高速道路での事故処理のため、高速道路が不通のため、蔵王SAでのトイレ休憩の後、白石インターで降りました。再び高速に乗った時には、1時間ほど予定時間が遅れていました。おまけに福島県の果樹畑に入った辺りから、雨が降り出してきました。だんだん激しくなり、山に入り、吾妻スカイラインに入る頃には、本降りになっていました。大自然の緑の中を、どんどんヘヤピンカーブを登りながら上がって行きました。
途中、信夫(しのぶ)高湯温泉が近づいてきたら、物凄い硫黄の匂いが漂ってきました。バスはそこから浄土平を目指して、さらにぐんぐん上っていきました。普通は、眼下の雄大な景色が楽しめるのですが、雨が降って視界はなかったです。
1600mを超える浄土平に到着しましたが、雨は本降り、霧がかかって何も見えません。雄大な自然の風景は、見ることができませんでした。予定は12時前の到着でしたが、高速を降りて下道を走った分遅れて、12時半頃の到着でした。時間が押していたし、自然散策ができないので、そのままレストハウスでの昼食になりました。
会津のわっぱ飯、郷土料理の「こずゆ」の定食を頂きました。私は今回は、添乗員とバスの運転手と一緒の、別室での食事でした。お客さんは2階の広い食堂での食事で、昼食には他に小鉢の料理がいくつかついていました。
会津のわっぱ飯は、初めての体験でしたが、ふっくらとした美味しい炊き込みご飯でした。「こずゆ」も絶品の味で、丁度醤油の味付けの肉の入らない豚汁、「けんちん汁」のような感じがしました。小さな麸が入っていたのが特徴かも知れません。これが会津の郷土料理の「こずゆ」でした。
雨が降っているので、自然散策はできません。予定では、周辺の自然散策をして、高山植物の群落を楽しむことになっていましたが、雨では仕方がありません。少し晴れてきて広い駐車場や吾妻小富士の山肌も見えてきましたが、見学まではできないので、1階のお土産売り場の玄関近くのホールで、歌声の演奏をすることにしました。周りに集まってもらい「歌う会」のような格好で、3曲演奏しました。
「夏の思い出」「高原列車は行く」、そして、今回初めて持参した「ミス仙台」でした。みんなのびのびとした歌声を響かせて歌っていました。歌声は、レストハウスに広がり、他のお客さんたちも聴いていました。歌声披露も成功し、バスに乗り込み浄土平を後にしました。
 
1時間半ほどで桧原湖畔のレストハウスに到着しました。桧原湖畔に到着する頃は、雨は上がって、夏空の様相になってきました。また暑い日差しが降り注いできましたが、高原の地域だけあって、少しは清々し感じがしました。
そこから湖畔巡りの船が出ていました。レストハウスの方の説明の後、船代1000円の自主参加で、湖畔巡りに出発していきました。私は昔、桧原湖遊覧に乗ったことがあるので、パスして湖畔で友達と談笑していました。バスツアーには、昔の音楽仲間も参加していたからです。昔の話や人の消息などを聞いていました。
20分で桧原湖遊覧からお客さんが戻ってきました。天気になり、虹が見えて素晴らしかったと話していました。確かに桧原湖の遊覧は素晴らしいものです。背後に裏磐梯の景色が映えて、小さな島々の風景が、まるで松島の風景を思い出すほど、素晴らしい景観なのです。参加した皆さんは、口々の良かったと話していました。
桧原湖遊覧を終えて、バスに乗り込み再び出発しました。今度は、桧原湖の東側に沿って北上し、西吾妻スカイバレーに向かいます。再び山岳道路に入りましたが、急勾配の中、吾妻の大原生林がどこまでも広がっていました。大自然を眼下に見下ろしながら、裏磐梯湖沼群の大絶景が広がっていました。そんな中でも歌声は休みなく続いていました。
 
山形県に入ると、今度は急勾配の下り坂でヘヤピンカーブが続いていました。
湖畔から約40分程で、今回の温泉入浴の白布高湯温泉に到着しました。開湯700年の古の湯治場の温泉です。沢山の古い温泉宿が立ち並んでいました。茅葺きの温泉宿も見えました。この中の不動閣という温泉宿で入浴です。ひなびた温泉宿でしたが、内湯の他に露天風呂もありました。ここで60分の入浴タイムを取りました。私は両方の温泉入りました。どちらも源泉かけ流しの温泉で気持ちよかったです。
こんな温泉に来れるのも「バスツアー」ならではだと思いました。温泉を出発する頃に、再び雨が降ってきました。時間も押して16時を過ぎていました。バスは小野川温泉を通り米沢の街の中から、国道13号線を通り、飯坂インターまで行き、そこから東北道に入り、仙台に向かいました。
段々日が落ちて暗くなってきましたが、バスの中では、歌い通してきました。結局、歌集2冊分、約70曲を、全部歌い通すことができました。参加した皆さんも満足した様子でした。
 
今回の「うたごバスツアー」で驚いたことは、いくつかありましたが、参加者の大半がリピーターだったことです。また参加者は、バス旅行を沢山経験していることでした。
参加者は、第5弾まで毎回参加してきた方が1名、34回参加している方も何人もいました。初めての参加の方は、ほんの数名だったことでした。
何となく前に参加した方が多かったので、バスの中での雰囲気も和やかな感じでした。皆さん「うたごえバスツアー」が好きで、好んで参加してくるようです。
またバスツアーが好きで、このようなバス旅行をしている方が、本当に沢山いるということも分かりました。多い方はバス旅行を60回もしている方もいました。何十回となく経験している方もいっぱいいました。
バス旅行は、本当に物凄い勢いで伸びているのだと思いました。先日の大曲の花火大会には、同じ旅行会社の企画で、仙台からバス37台で行ったと添乗員が話してくれました。明日の江刺藤原の郷で開催される瀬戸内寂照さんの講演会にも、仙台からバス数台が出発することを聞いて、今時のバス旅行は、気軽な旅行として、人々の中に浸透していることを実感しました。
今日の新聞折込で、今回の「うたごえバスツアー」が、1回追加されて企画されていました。今月は4回の「うたごえバスツアー」実施になりました。
 
仙台到着は19時半を過ぎていました。仙台駅西口でお客さんが降りていきました。「またお会いしましょうと」と話しながら、皆さんと握手を交わして分かれました。
私も朝に乗せてもらった場所まで送ってもらい降りました。バスは長町を経由して、岩沼まで行くということでした。今回のバスツアーは、岩沼発で、名取、長町を経由しての仙台駅東口出発の便でした。乗降地まで送り届けるのも、このバスツアーの特徴です。毎回発着地が、異なるのもまた珍しいです。本塩釜から出るバスもあれば、北の富谷から出るバスもあるのです。旅行会社の集客ノウハウの素晴らしさには、ただ感心するばかりです。
今回の「うたごえバスツアー」も、生憎の雨振りに遭遇したにもこ拘らず、こうして大成功を収めることができました。
私も70曲も演奏し通しました。最後に2曲のアコーディオンの独奏も披露しました。疲れましたが、とても充実した旅になりました。
何よりも参加してくれたお客さんが満足してくれたようで、それが一番嬉しかったです。添乗員の方も運転手の方もとても心のこもった対応をしてくれました。お客さんも満足しているようでした。
今月はあと3回「うたごえバスツアー」があります。その他にも「文芸講座のバスツアー」もあります。大繁忙期の9月になりますが、体調を崩さぬようにしながら、頑張っていきたいと思いました。
荷物をトラックまで運び、スタジオに収納して、残務を整理してから、21時過ぎに家に帰りました。忙しくもありましたが、音楽的な実践活動をやり遂げた気持ちでした。今日参加したお客さんはじめ、触れ合った全ての人々に対し、充実した一日に感謝したい思いが、心の中に溢れていました。