輪転機修理完了、お盆前の課題達成、晴れ晴れとした気分で | アカデミー主宰のブログ

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今日は木曜日、
11時からカルチャーセンターのヴォーカル教室が入っていました。日記を更新して、朝食を、お好み焼きを作って済ませました。時間があるので、朝のドライブを考えましたが、課題が見えていたので、キャンピングカーを動かして、スタジオに行きました。「文芸講座」の参加者名簿を作成する作業があったのです。参加人数がまとまり、見通しが出てきました。名簿作成が終わったところで、次の課題に移りました。
輪転機の修理ですが、結局ネットの「知恵袋」のアンサーも期待できないようなので、業者に修理を依頼することにしました。お盆が迫っているので、修理に時間が掛かるとの話を、何とか交渉して、業者は12時半に来てくれることになりました。
本当は自分で修理したかったのですが、タイムリミットの時間が迫っていたので、依頼することにしました。
 
家に戻って車を乗り換えて、カルチャーセンターの「ヴォーカル教室」に行きました。
11時少し前に到着、レッスン生は待っていました。シャンソンを歌う方で、シャンソンの先生から頂いた楽譜を、私に貸して、ピアノ伴奏で練習するというものでした。貸してくれた手書きの楽譜で、ピアノを弾き、伴奏してレッスンをしました。カラオケもあったのですが、生ピアノがいいというので、シャンソン風のアレンジでピアノを弾き、30分間のヴォーカルレッスンをしてきました。
レッスン後、楽譜は、レッスン生に返しました。楽譜は、シャンソンの先生に、他の人には渡さにように言われているそうです。楽譜は、貸してくれただけでした。手書きの楽譜が1曲1000円で貰えるそうです。その先生の所でも、レッスンは受けているようですが、カルチャーセンターでも、私の伴奏で歌いたいそうです。瞬く間にレッスンは終了しました。
それにしてもシャンソンのレッスン生は不可解です。シャンソンの先生に習っているのだから、その先生の所だけで習えばいいものを、カルチャーセンターにも来るのです。先生に貰った(買った)楽譜を、私に渡して、生ピアノで伴奏してほしいと言うのです。カルチャーセンターのレッスンは、30分しかないので、私のスタジオへのレッスンを誘うと、スタジオまでは遠くて行けないと言うのです。そうかと言えば、シャンソンの先生のレッスンへは、途中の駅に車を置いて、遥に遠い駅まで地下鉄で出かけていくというのです。シャンソンの先生も不可解です。手書きの楽譜を、1000円で売るのはいいのですが、他の人には渡してはダメだと言うのです。
私は指導するためにカルチャーに行っているのに、楽譜は、その場で貸すだけなのです。ピアノ伴奏は、私の方が上手で、歌う易いとも話していました。他の先生なら怒ってしまう話かも知れません。
とにかくシャンソンの世界は、不可解なのです。閉鎖的なレッスンや人々の繋がりが、段々明らかになってきました。
 シャンソンの歌は、素晴らしい楽曲がたくさんあるのに、人々になかなか広まらないのは、やはり原因があるのだと思いました。一部の愛好者の中でしか歌われないような楽曲を、口三味線のような伝え方でレッスンをしていく、本当に、昔ながらの職人芸のようなレッスン風景を感じてしまいました。
だからシャンソンの方々は、音楽的には、ほとんど楽譜を読めない方が多いのです。先生は、楽譜を使って指導はしないと言います。ラジカセを使ってカラオケを指導する方々の世界の延長上にあるのだと思いました。
 
レッスンが終了して家に帰り、急いで昼食の弁当を作って、スタジオに戻りました。12時半に、輪転機の業者が来るからです。1210分過ぎにスタジオに戻ったので、持参した弁当を頂いていました。丁度昼食が済んだ所に、業者がやってきました。
直ぐに輪転機を診てもらいましたが、時間が迫っているので、今日、明日中に修理ができるなら依頼すると話ました。お盆後まで修理が掛かると話していたのですが、こちらの姿勢が分かったら、急遽その場で修理をしてくれることになりました。部品を取り寄せる必要があると話していたのですが、他のところで使う部品を持参したので、それを使うと話ました。業者は時間稼ぎをして、修理代を取ろうと考えていたようです。
今日、明日に修理できるなら、即金で代金を支払うと話したら、態度が一変したのです。修理代の部品は、2400円、出張料と技術代で16000円でした。合計18400円でした。時間が掛かると話していたのが、即金で、お金がいくらかかっても支払うと話したら、即修理して、ものの30分程度で完了しました。
見事な修理力、技術力でした。余りに素晴らしい修理で、私も驚きました。これだけの修理能力、技術力なら、私は、この金額は惜しくないとも感じました。
今まで自分で修理しようと考えて、ストレス状態に1週間以上もあった自分が愚かだったと思いました。業者の修理力には、ただ感謝のみで、今までの業者に対する考え方が変わりました。
業者も、ほんの30分程度の修理で、これだけの代金を取るのには、様々な抵抗があると思ったのでしょう。実際にそのような修理システムに対しての、顧客からの不満があるのでしょう。修理代を納得させるための、様々な方策を考えていると感じました。必ず、顧客には即対応せずに、部品を取り寄せるというふうに時間をかけて対応すること、なかなか修理は1回では終わらないと印象づけて、高額な修理代を支払わせる、そんな意図が感じられました。
私は今日、明日、修理が完了するなら、即金で支払うことを話し、お盆をまたいでの修理なら、修理を依頼しないで、この輪転機を廃棄することも考えていると話したのです。 
だから今までの方針を変えて、他のお客さんに取り寄せた同じ部品があると言って、修理対応をしてくれたのです。
 そんな姑息な策を使わなくても、私は、即修理してくれれば、その修理能力の素晴しさと技術力の確かさに納得して、支払うのにと思いました。
でも修理への対応で、顧客の望みを引き延ばすような対応をしてくるのには、何とかしてこの修理代金を、顧客に納得させるための方策などだと感じさせられました。
 
あまりにも素晴らしい修理で、30分後には、見事に輪転機は動くようになりました。即金での支払いを用意はしていたのですが、支払いは銀行振込なので、直ぐに支払い書を送付してくれるように話しました。普通は、月末締切での支払いになるようです。でも私は、修理してくれたことに感謝を示す為に、直ぐに支払うことを話しました。
やはり業者の修理能力は凄かったです。やはりこの技術力が、修理代金なのだと思いました。ネットの「知恵袋」でアンサーを期待していた自分が情けなくなりました。
 
業者が帰った後には、レッスン生がやってきました。10月にステージを控えたヴォーカルのレッスン生です。課題曲も決定し、仕上げの段階に入っています。1時間のレッスンでしたが、それでもいくつかの課題がありました。いくつかの課題について、ピアノで実際に指導しながら修正をしました。本人はまだまだだと話していましたが、上々の仕上がりです。素晴らしい歌声が10月のステージに響き渡るよう、これからのレッスンも見通していきたいと思いました。1時間のレッスンが終了して帰って行きました。
 
レッスンが終了してから、今まで1週間以上ストップしていた輪転機での印刷の作業を一気に終えました。その勢いで、即製本作業に取り組み、「文芸講座」のレジュメを完成させることが出来ました。今回は、133頁の大作になりました。
自分でも出来上がって、何とも言えない満足感がありました。「文芸講座」は単にツアーで行く以上に、企画の内容に対して、どう充実するかが課題だと思いました。
さらに「文芸講座」は、お金儲けでも何でもないとも思いました。「文芸講座」は、自分らしい音楽活動、実践活動、研究実証活動なのだと感じました。
だから「原阿佐緒と石原純の世界」の実践で、利益が全くなくても、今回の「小野訓導と古賀政男の世界」で採算がトントンでも、私は利益が目的ではないと、その時はっきりと感じました。
自分の研究実践活動としての資料の作成、その完成に充実感を得ることだと思いました。参加者の方々が、事前に資料を読み込んで、内容を深め、ゆかりの地を巡りながら研鑽を深めること、この中で私自身が成長していくこと、これが私の本当の目標だと感じました。資料が完成し、充実した想いで、今日を迎えることができて本当に良かったです。その意味では、輪転機の修理代は、経費の一部と考え、仕方のないことだと思いました。
資料の製本が完成し、今までの課題が全て完了した感じがしました。やっとお盆に入れるような気がしました。やっと来週の3連休の課題も見えてきました。
お盆にはいち早く墓参りを済ませてから、家の庭の草取りに取り組み、全てを終わらせてから出発していきたいと思います。
本当に晴れ晴れとした気持ちで、風呂に行き、サウナに入りました。今日は木曜なのでラジオ持参で行き、18時か30分間の自分のFM放送番組を聴いてから帰ってきました。
 やっとお盆前の課題が終了し、季節に追いつくことができたように思いました。明日以降も、様々な課題がありますが、9月の「大忙殺期間」を乗り切るために、さらに準備を重ねて頑張っていきたいと思いました・