第1便の文学講座、歌声ツアー「原阿佐緒と石原純の世界」、天気に恵まれ大成功 | アカデミー主宰のブログ

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今日は文学講座、歌声ツアーの第一日目の日です。朝は夜中に目を覚まして、早めに日記を更新しました。外は雨が降っていましたが、明け方には、上がっていました。日差しが出て来ると、段々乾いてきました。準備をして、朝食は、おにぎり、サラダ、野菜炒めを作り、
7時頃にスタジオに持参しました。
スタジオでは味噌汁を作り、朝食の食べる準備をしました。8時前にイントラが来ることになっていましたが、なかなか来ないので、745分、荷物を積み出す準備をしてから、食事をしました。
イントラは8時少し前にやってきました。私が食事を終えた時だったので、すぐに食事をして貰い、私は車に荷物を積み込みました。イントラが食事を終えた所で、89分、スタジオを出発し、近くのレンタカーを借用する店に行きました。予約していたので、手続きを済ませすぐに出発しました。朝のラッシュ時で、道路は混雑していましたが、845分頃に仙台駅東口に到着しました。
お客さんは既に来ていました。旗を出して案内し、プレートや資料を配りました。文学の好きなグループで、何と今回の文学講座をまとめた素晴らしい額を、皆で出し合ってプレゼントしてくれたのです。生花でコサージュを作って用意しておいてくれました。お客さんたちは、造花の花を胸に付けていました。私はアコーディオンを演奏するので、生花のコサージュは無理なので、造花を左の肩に所に付けて貰いました。生花のコサージュは、氷で冷やして保管してくれました。
他の旅行会社のバスも出発を待っていました。2名の到着が遅れたのですが、92分に出発することができました。
 
原阿佐緒記念館まで、国道4号のバイパスを使いましたが、やはり道路は混雑、でも富谷から大和に抜ける辺りから、自然豊かな宮床の阿佐緒記念館周辺は、緑豊かな自然がどこまでも広がっていました。
958分に記念館到着、ゆっくりと記念館の見学に入りました。モダンな白壁の建物の記念館の中は、様々な物が陳列され、資料館として展示や掲示がされていました。
文学好きの今回の参加者と話し合いながら、資料を見ていきました。石原純との「灼熱の恋」も僅かに記述がありましたが、全体的には、「意識的に」削除されている感じがしました。
感想としては、原阿佐緒の女流文学者としての側面を前面に押し出した感じで、大正ロマンの時代の「灼熱の恋」の資料は、ほとんど掲示されてはいませんでした。あると思って期待していたのですが、残念でした。石原純関係の資料は、単なる個人的なスキャンダル事件として、恐らく石原家の一族の関係者から、展示や掲示を拒否されたのかも知れないと思いました。
原阿佐緒の純粋な女流歌人としての側面を前面に押し出した、天才女流文学者としての当たり障りのない掲示がされていましたが、社会的な状況からすれば仕方がないのかとも思いました。
参加者と話し合いながら、巡って行きましたが、最後の結論はこうでした。
「原阿佐緒と石原純は、果たして幸せだったのか」ということでした。結論は、帰りに出すことにしました。
記念館の庭には、様々な草木も植えられ、山間のひっそりとした記念館の情緒を醸し出していました。
1040分、記念館を出発、一路国道347号線に、近道を通り、鍋越峠を目指し、さらに銀山温泉を目指しました。奥羽山脈の「緑の大回廊」と呼ばれるだけあっての、美しい緑の豊かな自然がどこまでも広がっている街道でした。渓谷沿いの街道は、今は道路が改良されて快適なドライブコースになっていました。渓谷沿いで水が豊かなので、奥まで人家が広がっていました。
鍋越峠を通り、銀山温泉へは127分到着しました。銀山温泉は、道路が行き止まりなのですが、奥まで進め、白銀橋(しろがね)のたもとで下車、銀山温泉の川沿いを歩きながら散策をしました。大正ロマン漂う木造の旅館の建物が、川沿いに建ち並んでいました。天気も良く、すがすがしいタイムスリップしたような、日中の旅館街の風景が並んでいました。
江戸時代に銀山が発見され、さらに温泉が発見されて、一躍賑わうようになったこの一角だけに、十数件の木造3階建ての贅の限りを尽くした様な旅館が立ち並んでいるのです。本当に小さな山間の川沿いの盲腸線のような奥まった所に、寄り添うように立っている銀山温泉の佇まいは、様々な思いを抱かせてくれるものでした。
江戸時代中期以降発展したほんの小さな温泉街は、ここだけが時代から取り残された様なタイムスリップしたような佇まいになっているのでした。
温泉街を一回りをして、散策を済ませてから、下りた白銀橋で再び乗車、高台の昼食会場の旅館に向かいました。歩いても行けるのですが、結構きつい坂道なので、乗車し向かいました。すぐに宿に到着しました。銀山温泉の滝が上から見える旅館で、瀧見館という旅館で昼食を取りました。コジンマリとした素敵な旅館で、今日はこの会場で蕎麦定食を頂きます。蕎麦の他に様々な漬け物や小鉢がありました。
みんなで談笑しながら、昼食です。その後は、少しレクチャーし、私のアコーディオンの演奏を聴いて貰いました。少し休んでから入浴になりました。あまり時間がないので、長い時間はとれないからです。
温泉も効能豊かな素晴らしい温泉でした。余り熱くはないのですが、気持ち良い温泉でした。こうして銀山温泉の瀧見館を146分に出発することができました。温泉の従業員が見送ってくれたのが印象的でした。
今度は、尾花沢を通り山形の国道13号線に向かいます。道の駅「むらやま」でお土産ショッピングです。尾花沢の市街を通り、山形の盆地の中を、約40分で到着しました。
朝から天気が良くなり、午後は暑い位になっていました。思い思いにお土産ショッピングを楽しみました。道の駅「むらやま」は、連絡橋を通り、向かい側にありました。足の不自由な方の手を取りながら、道の駅に向かいました。何とこの方は、メンバー全てにここでソフトクリームをご馳走してくれたのです。大きな道の駅で、お土産品は何でも売っていました。
ここで約40分時間を取りました。美味しいソフトをご馳走になり、また元気が出てきました。
1522分に道の駅を出発し、一路国道48号線を通りながら仙台に向かいました。
車の中では、歌を歌い通しました。事前に作成した歌集を配布しておいたので、ずっと歌い通してきましたので、あまり時間は感じなかったです。渋滞もなく意外とスムースに仙台に帰って来ました。
仙台の出発した場所の東口到着は1655分でした。大体予定通りの時間でした。
 
一日仙台から銀山温泉を巡って、一回りしてきましたが、あっという間に時間が過ぎた感じでした。夜中の雨が上がって日が差して、絶好の旅行日和となりました。緑がひときわ鮮やかに感じられる日でした。原阿佐緒記念館の大和町から銀山温泉まで、本当に緑豊かな自然に囲まれている地域でした。緑に癒された一日のドライブでした。銀山温泉の佇まいは、大正ロマンを感じさせる素晴らしいものでした。瀧見館での蕎麦定食と温泉入浴もよかったです。村山の道の駅でも、皆お土産ショッピングを楽しんでいました。
9時に出発、17時着のツアーは、結構忙しい日程でしたが、充実した内容で、しかも歌い通しでした。みんな気持ちもほぐれ和やかに過ごすことができました。
中高年のドライブ旅行、みんな元気に、これからも健康に頑張っていくことを話し合ってきました。本当に充実した、思い出に残る様な素晴らしいツアーになりました。
やはりかなり疲れた感じがしましたが、でも充実した思いが心に残っていました。
帰りの車の中で、「原阿佐緒と石原純は、果たして幸せだったのか」という最初に疑問に、殆どな人は、「幸せだった」と結論づけていました。一人の人だけが「わからない」と話していました。
1日目の文学講座、歌声ツアーは、こうして無事大成功に終わることができました。
 
スタジオで荷物を下ろし、レンタカーを返してから、スタジオに戻り、イントラと反省会をしました。今日のツアーは殆どノーミスで、イントラも良かったと話していました。
時間通りの行程だったし、内容も良かったのではないかと話していました。
帰りにお客さんの一人が、イントラと私に、道の駅で買ったお酒を、お土産に渡してくれました。この文学好きのお客さんたちのためにも、私はこれからも、もっと音楽活動や文学活動に頑張ってかなければと思いを新たにしました。