

今日は朝に日記を更新してから、朝食を済ませ、弁当を持参してスタジオに向かいました。昼からカルチャーセンターの「ヴォーカル教室」があるのですが、それまでスタジオで過ごしました。
パソコンを立ち上げ、メールのチャックをしたり、今度の日曜日の「カラオケ大会」の参加人数を確認したりしました。朝にセレブなアコーディオンのレッスン生からも電話が来て、参加するそうです。電話では、蒲生近くの岡田の友人宅が、昨夜の台風の豪雨で、七北田川が決壊し、震災から復興しようとしていた家が、再度水没してしまったという話を聞きました。岡田の友達は、泣いていたということです。今回の台風は、被災地を直撃したのです。蒲生や岡田辺りは、水に浸かって、海のようになっているというと話していました。セレブのおじさんの友達は、私も知っているので、本当に心が痛みました。
「カラオケ大会」には、何とか人が集まる段取りが出来たようです。あまり組織活動をしてこなかったのですが、ラジオの宣伝で来るような人がいればいいなと思いました。
メールの返信をしていたら、スタジオで11時45分頃まで過ごしてしまいました。急いでカルチャーセンターに向けて出かけていきました。本当は11時半から体験レッスンの方が入っていたのですが、急遽欠席になったという連絡が入っていました。
少し遅れて到着し、即レッスンに入りました。最初は、毎回中島みゆきの曲を歌っている方でしたが、今日は声の調子がよくありません。ヴォイトレの必要性がありました。余り大きな声を出さず、ロングトーンを中心に発声の練習をしました。この方は、音程やリズムは抜群なのですが、喉を使って歌うような気がしました。腹式呼吸による発声を身につける必要があります。そのことを話しました。ヴォーカル教室よりヴォイトレ教室の方を勧めました。また、私のスタジオに来れば、もっと時間を長く、丁寧に教えられることも話しました。本人もこの「ヴォーカル教室」だけではダメだと分かってきた感じがしました。本格的にヴォイトレをして声作りをしていく必要があると思いました。
次の方は、いつもソフト演歌を歌う方ですが、今日は、山本譲二の「奥入瀬」をもってきました。私も大好きな曲なので、丁寧に指導しました。楽譜を見ると、細かい音符がありました。自分もかなり崩して歌ってきたことが分かりました。楽譜を確認しながら、指導しました。上手に歌えるようにはなりましたが、この方は、まだまだ歌う回数が不足しているようです。もっと頻繁に歌うことを話しました。歌わないと声が出てこないからです。
もう一人の方は、いつものレッスン生で、ラジオ番組を一緒に進めている方でした。この方は、アニメの主題歌を2曲もってきましたが、本当に上手に歌いこなします。キーを幾つか変えて、一番演奏効果のいいキーを話してあげました。レコーディングするので、その時には、一番いいキーで歌うように話しました。この方はもうステージで歌ってもいいほど歌は完成しています。表現力や歌う表情も抜群でした。
今度のカラオケ大会には、この方の友人が参加するそうです。自分は出場しないで、参観に来ると話していました。
今日の「ヴォーカル教室」は3名だけだったのですが、その後に「ヴァイオリン教室」に入りたいというので、ヴァイオリンの体験レッスンが入っていました。初めてヴァイオリンを習いたいという方で、貸出用のヴァイオリンを持参しました。ヴァイオリンが憧れだったそうですが、話をしていたら心の中に傷をもった方でした。小学生の時代に体験したことがトラウマになって、歌を受け付けない人でした。歌うことが恐怖になっている方でした。小学6年生の頃、学校の音楽の授業で、用具を忘れると、皆の前で歌わされるのだそうです。クラスの級友が審査員になってOKを貰うまで、何度でも歌わされたそうです。先生は傍で見ているだけだったそうです。級友は面白がっていたそうです。まさに音楽の授業を使った「いじめ」です。先生はそれを黙認か、指示をしていたのです。音楽の授業はいつもそのようにしていたので、それ以外の音楽の授業はしなかったそうです。本当に悲惨な話でした。それがトラウマになって、歌が恐怖になり、それ以降、何十年も、歌からは遠ざかる生活をしてきたそうです。カラオケにも行かないし、歌のある付き合いからは遠ざかってきたということでした。小学生の時の体験が、今でもトラウマになっているという話しでした。恐ろしい学校現場での教師が関わった「いじめ」が横行している現実がありました。二十年以上も前の話ですが、小学校現場での恐ろしい実態を知ることができました。本人は、親にも誰にも相談できず、今まできたということでした。どれほど多くの子供たちが、学校現場での教師が関わった「いじめ」に遭って傷ついているか、本当に悲惨な実態を知ることができました。その方が「いじめ」を受けた学校は、教えてくれなかったのですが、仙台から北の学校であること、結構大きな、普通の町の学校であったことだけを話してくれました。
ヴァイオリンの持ち方やヴォ-イングを軽く指導したのですが、この方には、ヴァイオリンの指導よりも、この恐ろしいトラウマを克服することを教えてあげなければいけないと思いました。歌うことはどんなに素晴らしいことかを、身をもって体験して頂くことがいいと思い、名取の私の「うたごえサークル」を紹介しました。歌わなくても見学に来て、歌っている姿や声の響きを聞くだけでもいいと思いました。歌を歌うことが、どんなに素晴らしいことかを感じてもらうことしかないと思いました。ヴァイオリンの指導は、それからでもいいと思いました。恐ろしいトラウマを克服することなしに、この方の音楽のレッスンはあり得ません。必ずこのトラウマが、レッスンの過程で邪魔するからです。音楽の素晴らしさや歌うことの素晴らしさを体験してもらうことが大切だと思いました。
小学校時代に受けた恐ろしい「いじめ」の実態、それによって音楽が恐怖になってしまったという話は、もしかしたら今でも学校現場のどこかで続いているのではないかと思いました。かなり長く話してしましましたが、体験レッスンを終了しました。
その後、遅くなってしまった昼食を、持参したおにぎり弁当で食べてから、カルチャーセンターを後にしました。向かった先は仙台港近くの歯医者でした。
歯茎が思わしくないばかりか、「バスツアー」であめを食べたら、歯にくっついて詰めた金属が取れてしまったからです。金属を詰めてもらうために、予め電話をしておきました。
遅くなったけれど駆け付け、診てもらいました。やっと処置をしてもらいました。帰る頃は、夕方の渋滞と重なってしまい、時間が掛ってしまいました。スタジオに着いたのが18時半を過ぎていました。荷物を収納して、少しスタジオで休み、作業をしました。
パソコンを立ち上げ、メールの返信をしたり、「カラオケ大会」の準備をしました。
20時半過ぎまで、様々な作業をしてしましました。買い出しのスーパーは、21時閉店なので急いで出かけていきました。閉店間際に急いで半額セールを中心に、いろいろゲットして帰りました。お風呂を沸かして気持ち良く入りました。ご飯も炊いて準備しました。
遅くなってから、ゆっくり食事をしました。今日は、歯茎治療の関係から、ビールは飲まないで食事しました。買って来た半額のお寿司、カップラーメン、鳥もつの煮込みを作りました。「バスツアー」で買った美味しい漬けもの、胡瓜の酢の物を作り頂きました。飲み物はウーロン茶で頂きました。酒を飲まなくてもウーロン茶でも大丈夫でした。あまり酒には飢えてなかったのでホッとしました。これならこれからもアルコールは、控えられるかも知れないと思いました。アルコールは飲まなかったのに、飢餓状態にならないで、食事ができたのでホッとしました。
明日が休日なので、起きるストレスが無い分、酒が無くても寝られるかも知れないと思いました。
今日は「ヴォーカル教室」の後、ヴァイオリンの体験レッスンで、思わぬ話を聞くことが出来ました。小学校時代に受けた恐ろしい「いじめ」の実態でした。歯医者で処置してもらい安心しました。「カラオケ大会」の組織も進みました。明日は休日で、久しぶりのオフの日です。まだ予定は立てていないのですが、お寺に行って法要を済ませてからです。
台風が去って、秋晴れの日になってほしいと思いました。気温がぐんと下がって、本格的な秋の季節に突入した感じになりました。